【シーズンM-3 最終181位&MCS 6月 最終32位】ムクホーク育成大作戦!

はじめに

 

こんにちは!京都大学ポケモンサークルのソウタと申します。最近はドビーすぎてあまり勝ててなかったのですが、今月は久しぶりに面白い構築で勝てたので構築記事を書こうと思います!初見殺しに特化したような構築になっているため、構築が知られている相手には非常に弱いですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

使用構築

結果

ランクマM-3      最終181位 R2429

MCS 6月          最終32位 R1844

1. 構築経緯

 

 ムキムキのメガムクホークを作りたい。

 優秀な打点に高い技威力、そして攻撃と同時にコスモパワーを積めるロマンの塊・ムクホーク。しかしその明確な弱点として、自身の火力と素早さを上げる手段が非常に限られてしまう点が挙げられる。もし、AとSをもう少し上げる手段があったらなぁ...。ムクホーク単体ではそれを行うのは至難を極めるかもしれない。しかし、並びならそれを成しえる手法が一つだけ存在する。バトンタッチだ。

 

(目標)バトンタッチで最強のムクホークを作ろう!

 

 僕の思い描く最強のムクホークは、当然ステロも何もなくとも全てを蹂躙できるはずなので、残りの2匹は全力でムクホークを育てるサポート役とし、ヌンプルで分かりやすい「壁役+バトン役+ムクホーク」という形で組むことにした。

 まずはバトン役を考える。バトン役に求めたかった性能としては、「できるだけ沢山」よりも、「できるだけ確実に」一定の能力上昇を引き継ぐことを重視したい。なんか良いポケモン居ないかなぁーとポケ徹を眺めていたら、面白そうなポケモン発見!その名もブリムオン。異常なSの遅さにより下からの高速移動バトンが可能であり、「ドラテ無効」「ほえる・ふきとばし無効」「挑発、アンコール無効」でとにかく面倒な変化技、交代技をシャットアウトできる。このポケモンならバトンする前に変な負け方をすることも少なそうだろうと思い、ブリムオンを採用した。

 次に壁役を考えた。オーロンゲやアローラキュウコンは強力な一方で、ブリムオンと弱点が一貫する毒・鋼勢に為す術がないこと(先発キラフロルなどを咎めたいことも理由)、また露骨な壁展開は相手のメタに引っかかりやすい事を考慮して採用を見送った。代わりに、高い素早さと最低限の耐久により多くの対面で壁を貼ることができ、ブリムオンの心許ない耐久を自身も竜舞バトンを行うことで自然と補完できる点を評価し、ドラパルトを採用した。ブリムオンともども、それほど壁展開にもバトン展開にも見えにくい点がgood!

 ここまででミミッキュやサーフゴーといった飛行技の通らないゴースト勢や天然のラウドボーン・ピクシーに勝つ気がなさすぎるため、これらに強いメガ枠として挑発メガギャラドスをサブエースに採用した。

 ところで、壁+ブリムオンバトンはメガメタグロスや剣舞メガクチートが出てくるだけで全てを蹂躙されて敗北する。一方で、これらのポケモンはムクホーク等々の顔圧によりなのかやたらと選出されたため、次はこれらを誘って狩るシステムを作ることにした。既に構築の枠は残り2つであることを踏まえ、ギャラドスをエースとしたステロ+ギャラドス+サブエースの形に決めた。

 サブエースとしては、今挙げたポケモンに強く出られるうえで、ギャラドスが止められるポケモン(特にマスカーニャ)を起点にできるポケモンを探した。当初はウルガモスを使っていたが、ステロを撒かれた瞬間に半身がもげて何も受からなくなるのが絶望すぎたので別のポケモンを模索。マスカーニャに安定して受け出せる性能を考慮すると、ブリジュラスとハッサムが候補に挙がった。

 中でも受け出しを直接アドバンテージに変換しやすいブリジュラスを採用したいと考えたが、なんとこのブリジュラス、マトモな積み技を持っていないのだ。なんか良い技無いかなぁとまたもポケ徹をボーッと流し見していたら面白い技を発見!彼、実は剣舞と地震を覚えるらしい...。あまり知られていないかもしれないが、ブリジュラスはA種族値がミミッキュより15も高い15も。ドドゲザンとオーロンゲの差に匹敵するレベルのA種族値差である。これは物理ブリジュラスやれるのでは!?と半ば面白半分で剣舞ブリジュラスを使ってみたら想像以上に強かったため、採用。

 最後にステロ役として、当初は襷ステロ+ドラテガブリアスを採用していたが、初手フェアリー勢やHB持久力ブリジュラスによる展開がかなりキツかったため、これらにやんわり強く出られるステロ役として「だいちのちから」+「ヘドロウェーブ」採用の襷キラフロルを採用した。ムクホーク+キラフロルの並びでバトンがさらに見えづらくなっている点もgood。こうして、技4つのうち3つ以上が使用率圏外なポケモンが3匹も存在する謎の構築が完成した。

 

◎コンセプト

・選出画面からは見えない壁展開、バトン展開による奇襲

・ムクホークの強力な選出圧を利用できる構築づくり

・自分が使ってて楽しめる構築を作ること!

 

2. 個体紹介

ムクホーク@メガストーン

特性:いかく→あまのじゃく

技:インファイト/ダブルウィング/ふきとばし/はねやすめ

性格:いじっぱり

実数値:181(21)-209(30)-120-72-110-145(25)

 

調整意図

S:+2で最速スカーフマスカーニャ抜き、+1でスカーフ以外は大体抜き

A:11nでできるだけ高く

H:あまり

 

ロマン。技構成は、最強技インファイト、襷や化けの皮を貫通して攻撃できるダブルウィング、回復技の羽休めに加え、ラスト1枠は、積みや身代わりなどを一旦リセットできるふきとばしとした。相手の交代技の上から吹き飛ばすことでガブの襷ドラテとオボンドラテに両対応できる択としても優秀だったが、そもそも襷ドラテなどほぼ存在しなかったため普通にブレイズキックでも良かったかもしれない。

 基本的にAS二段階上昇でバトンできれば、主要なポケモンのうちこのポケモンを止められるのはラウドボーン、サーフゴー、ギルガルド、ミミッキュ、カバルドン以外に存在せず、2剣舞(A+4)バトンできればミミッキュはH振りさえダブルウィングで確定一発、HBカバもインファイトで確定1発にできるため、「万全にバトンを成功さえすれば」かなりの精度で三タテを持ってきてくれた。正直、元々はロマン以外にこのポケモンを選んだ理由はなかったので意外としっかりバトン適性があって面白かった。まぁ、バトンしてもただの雑魚だったらほかのポケモンに挿げ替えてるんだけどね。まじめな話、途中でエースになりえそうなポケモン全員を平等に精査した結果、ムクホーク以上にバトン先としての役割をうまく遂行できるポケモンは一匹たりとも見つけられなかった。気合溜めシャドクロメガガルーラとか、アマガ突破できて襷ポケ勢は全て粉砕できて面白そうだなとか考えたけど、火力なさすぎて全然弱かった。最初にムクホークを選んだ僕の見込み(気まぐれ)に間違いはなかったらしい。

 玉に瑕なのはバトン先としての性能を高めるため、中途半端なS振りや技構成になってしまったことでバトン以外の選出を行いづらい点だった。ブリムオンを出せない瞬間、ベンチ待機が確定してしまう残念なポケモン。

 しかしながらその選出圧は非常に強力であり、相手はムクホークで詰むような選出は不可能なため、選出を読みやすかった。実際、裏選出(実質表)で有利を取れるマフォクシーやメタグロス、ミミッキュ、サーフゴーなどを多く誘い、出番は少なくとも勝利に貢献してくれていた?はずである。まぁ最終日も5回に1回くらいは出してたかな。でも多分このポケモンは、選出するよりもベンチで腕組みさせてるのが1番強いだろう。順位が上がれば上がるほどに対戦相手が皆しっかりと回答を持つようになり、元は軸だったのに気づいたら選出率6位になっていたしまったが、出したときはほぼ頭を使わずイージーウィンができて良かった。

 

ギャラドス@メガストーン

特性:いかく→かたやぶり

技:たきのぼり/じしん/りゅうのまい/ちょうはつ

実数値:179(9)-207(32)-120-72-110-138(21)

 

調整意図

S:1舞で最速ミミロップ抜き

A:火力不足のため特化

あまりH

 

王。サブエースとして採用したつもりが、強すぎてほとんど選出した。基本的にはムクホークに誘われたポケモンを狩る役として、またヌンプルな積みエースとしても非常に強力だった。たきのぼり、じしん、竜舞までは確定として、ラスト1枠には構築単位でカイリューが辛いので氷の牙を採用したかったが、それよりも確実に選出されるラウドボーンやピクシーを崩せる、また任意の受けや変化技に対応できる挑発を採用した。メガ竜舞を見た時点で挑発を切ったようなプレイングをされることもあり、特に展開構築や受けサイクルに強く出るための技として非常に強力だった。ムクホークと違いステロ展開、壁展開、バトン展開のあらゆる形に柔軟に対応できるため、選出の幅を広げてくれた。ムクホークブリムオンドラパルトが任意のガブリアスを呼びづらい点も、ギャラドスの性能を強化していたと感じる。

選出率1位🥇

 

 

ドラパルト@ひかりのねんど

特性:呪われボディ

技:リフレクター/ひかりのかべ/りゅうのまい/バトンタッチ

実数値:195(32)-126-95-120-97(2)-213(32)

HS特化、サザンドラの悪波、カイリューの流星群意識で余りD振り

 

壁役。初見殺しA。仮にこのポケモンがペンドラーやピクシーと同居していたら流石に誰もが壁展開を疑うが、この構築は見た目から両壁型と断定できるほどの要素を持たないため、本当にアタッカードラパルトの顔をできるのが非常に強力だった。襷ガブやバシャーモなど、本来居座って普通に積まれたら即負けなポケモンが初手に来ても基本的にはドラパルトから逃げてくし、何ならスカーフサザンドラやスカーフマスカーニャみたいな、居座って目の前に通る技を押されるだけで試合終了みたいなポケモンさえ逃げていったりしたのでヤバいポケモンが沢山いる割には大丈夫だった。実際、シーズンを通して初手に出落ちしたのは4回程度であり、試合数を思えば全く許容できるレベルだった。このような、最善手を打たれた瞬間に崩壊するのは構築の欠陥であるといえるが、一方で相手にこちら視点の最善手を打たせない点は、相手の認識との齟齬を活かした強みとも言える。

 両壁に加えた残り2枠は、一般的なドラパルトは呪い@1が主流だと思うが、今回は竜舞バトンとした。理由としては、ブリムオンが剣舞→高速移動→バトンとするには3回動く必要があり、これを為すのが厳しい盤面でも、ドラパルトが片壁→竜舞→バトンと動いて無理矢理バトン展開に持っていけること、また相手の壁枯らしの行動に対して大きなリスクを付けられることが決め手となった。相手のガブリアスやゲッコウガなどは、片壁貼って竜舞したりするとドラゴンアロー警戒で逃げていくことがあり、こういった場面で1ターンの隙を作る性能が高い点もまた強力だったと感じる。

 メガゲッコウガとドラパルトに魂の同速勝負を仕掛けるためにSは最速。何度か、対面で相手から引いてくれてホッとしていた。この素早さ帯に関して、実際に最速である必要は同速勝負を仕掛ける場面を除き存在せず、上位に行けば行くほど最速ミミロップ抜き調整など細かい振り分けをする人が増えていたとは思うので、同速が減っていた可能性は感じている。控えめサザンドラの悪波や非メガゲンガーのシャドボを確定で耐えるためにD振りしたかったが、Sラインは絶対に妥協できなかったので断念した。

構築がキラフロルを初手によく誘うが、キラフロル自体はドラパルトが起点にして舞いまくれるので都合が良かった。

技を4つ見せた瞬間に、攻撃技が1つもないというドラパルトの皮を被ったちいかわであることがバレてしまうため再戦必敗。選出率3位

 

ブリムオン@オボンのみ

特性:マジックミラー

技:つるぎのまい/こうそくいどう/じゃれつく/バトンタッチ

実数値:164(32)-110-161(32)-156-125(2)-44

 

調整意図

HB特化、余りD。多くの対面で下からバトンするため、S下降補正。

 

バトナー。バトンタッチを扱えるポケモンを根こそぎ調べていたら偶然見つけたポケモン。ドラテやふきとばしなどの交代技を全面的に防げるだけでなく、カバルドンのあくび連打などにもリスクをつけられる点で非常に強かった。さらに、圧倒的に低いS種族値によりたとえ高速移動をしようとも無振り64族程度のヘナチョコ素早さにしかならないため、多くの対面で「下から」高速移動バトンを行い、安全にエースを着地できる。ブラッキーやカバルドンなど、高速移動したら下から動かれてしまう相手には、ドラパルトの1舞バトンを受け継ぎ、そこから剣舞→バトンとして下から動ける状態を作ることもできる。ドラパルトが龍舞時に欠伸を受けても、ブリムオンバトンでシャットアウトできる。ドラパルトの龍舞バトンと合わせ、非常に柔軟な動きが可能となる点が使いやすかった。

 ブリムオン自体は壁込みでも然程の耐久が無かったりするため、ドラパルトからのバトンを受け、すぐにそのまま下からバトンするという、能力上昇を横流しする立ち回りを取ることもあった。ドラパからバトンを受けて1剣舞してA+3、S+1でバトンみたいな展開もそこそこ。単体としてバトン性能よりも、ドラパルトのバトンと組み合わせるからこそ光る部分があったと感じる。

 技が1枠余ったので、積みまくるブリムオンから全てを察して無効のドラテを連打してくるポケモンを咎めるため、また事故でムクホークが倒されたときに最低限相手を倒せる手段を持っておくためのじゃれつくとしたが、普通にバトン際のドラテ,あくびケアができるみがわりで良かったかもしれない。3匹選出で2匹を攻撃不可能なドビーにする勇気が無かった。選出率5位。

 

ブリジュラス@たべのこし

特性:じきゅうりょく

技:つるぎのまい/アイアンヘッド/ドラゴンテール/じしん

実数値:197(32)-165(25)-150-130-85-114(9)

 

調整意図:

H:特化

A:+2地震でH振りギルガルドを56.25%の乱数1発

   +2アイアンヘッドでH振りアシレーヌが6.25%の乱数1発

S:大抵のH振りブリジュラス、サーフゴーを抜けてそうなラインかつ、1加速で最速ガブリアス抜き

 

初見殺しB。化け物。世界最強生物。本構築の圧倒的MVP。特性による圧倒的な居座り性能を有しつつ、積み技の存在により崩し性能を両立した。ドラパルトの壁やバトンと組み合わせることが最も強い使い方であり、その際はあり得ない対面性能で敵をなぎ倒す化け物が誕生する。

 ギャラドスとのタイプ補完も非常に良く、マスカーニャに対する受け出しが成立するのは勿論、その他ギャラドスに飛んで来やすい技に受け出しで持久力を発動させる動きは再現性が高く強力だった。

 技構成は崩しの剣舞、構築単位で苦手なフェアリー勢への打点としてアイアンヘッド、サーフゴーやメタグロスなど多くに通る地震の3つは確定。ラスト1枠はアーマーガアや鉄壁グロスで簡単に詰まないため、構築で重めの持久力ブリジュラスを上から流せる、相手のバトン展開、壁展開に強く出られること、ステロと合わせて受け構築への崩しを自然と行えることを評価しドラゴンテールとした。構築単位で苦しいクエスパトラにもかなり抗えるのは良かった。ドラテをげきりんにしていた時期もあったが、ミミッキュをはじめ頻繁に選出されるフェアリーの存在が苦しいこと、混乱自傷の間に積まれまくって負けるといった、無限の負け筋を作る技でもあったことが理由で辞めた。げきりんあれば勝ってる試合もあったので、かなり悩んだ。

 また、このポケモンが持つのはヌンプルな強さだけではない。相手に「型を誤認させる」ことで大きなアドバンテージを得られる。特筆すべきは「じしん」の存在だ。ヌリジュラス(ヌンプルなブリジュラス)は鋼勢にまともな打点がない事が多く、ギルガルドやサーフゴー、メタグロスに舐められがちである。頻繁にあと投げされるうえに対面から悠長に積んでくる彼らを剣舞地震で破壊し、多くのイージーウィンを飾ってくれた。

 一方、物理/特殊の型の認識のズレは受けサイクルとの対戦で大きく強みを発揮する。ヌリジュラスは特殊型なので、物理受けにブリジュラスを投げれば当然、特殊受けポケモンが受け出される。崩しにおいて、この2ターンのアドバンテージは非常に大きい。最終日、ブラッキー絡みやヤドラン絡みの構築は全てステロとブリジュラスで破壊し全勝した。

 正直、なぜ誰も使っていないのか分からないレベルには強かった。壁+剣舞ブリ、ガチで世界最強です。選出率2位

 

 

キラフロル@きあいのタスキ

特性:どくげしょう

技:ヘドロウェーブ/だいちのちから/マジカルシャイン/ステルスロック

実数値:159(1)-67(1)-111(1)-200(32)-101-138(32)

 

調整意図:CS特化

 

襷枠・ステロ要員。主にフシギバナやヤドラン絡みの受けサイクルなどステロの価値が高い試合や、ドラパルト選出でかなり不利を取りがちなブリジュラス+カバルドンに対して多く選出した。

 技構成は、フェアリーに圧をかけるためのヘドロウェーブ、ブリジュラスを削るだいちのちから、コンセプトのステロは確定として、ラスト1枠にはサザングロスの並びに選出できるようにするためマジカルシャインを採用した。結果論ではあるがたったの一度も活きなかったので、対面カバやブラッキーに毒を入れたり設置技除去ができるキラースピンも一考。性格補正について、HDオボンブリジュラスを可能な限り2発で落とすため、またオボンのみアシレーヌをヘドロウェーブ+非メガギャラドスの地震で落とせるように控えめとしたが、臆病なヌリジュラスとスカーフを区別できないのが苦しかったので臆病にしたい気持ちもあった。選出率4位

 

 

3. 選出

ほぼ4種類。③の場合、初手は相手次第で可変。

①ドラパルト+ブリムオン+ムクホーク

メタグロス、サーフゴー、ギルガルド、ラウドボーン、ピクシーがいない場合の選出。上記がいないかつサイクル主体の構築に対して非常に強く、他の選出で苦手寄りなアーマーガア入りに対し、積極的に利用した。雨パにも基本的に選出し、7割くらいで勝った。呪いミミッキュに相当勝たないため、ミミッキュがいる場合はあまりやりたくない。

 

②ドラパルト+ブリムオン+ギャラドス

ラウドボーンやピクシーなどが存在し、かつギャラドスが積めさえすれば全てを破壊できそうな場合。アマガ+ラウドボーンが同居する場合などにやむなく出すこともあった。ソウブレイズなど、メガ後に弱点を突かれうる襷ポケモンに簡単に負ける可能性があることに注意。

 

③キラフロル+ギャラドス+ブリジュラス

主にステロや毒菱の果たす役割が大きいと感じた場合、壁展開が微妙と感じた場合。カバブリ、ブラッキーサイクル、ミミッキュ+クチート等は主にこの選出をした。ステロが必要かつ、初手フロルが大きく不利を取る相手がいる場合はギャラドス初手も考える。相手にアーマーガアがいる場合はあまりやりたくない。

 

④ドラパルト+ギャラドス+ブリジュラス

壁展開からギャラドスブリジュラスを強く使いたい場合や、フロルを出しにくい場合。ゲッコウガ入りやキラフロル入りに多く投げた。壁展開であるが、サイコファングにブリジュラスを合わせる動きが強いため、メタグロスが居ても選出できるのが強み。

 

4. 立ち回り

①ドラパルト+ブリムオン+ムクホーク

立ち回りは1番簡単。考えるべきは、「どれだけ積めば安定に全抜きできるか」である。例えば、ミミッキュをワンパンするにはA+4(剣舞×2)が必須であるし、カバルドンをワンパンするにはA+3(剣舞+竜舞)がないといけない。対して、高速で弱点をついてくるメガがいなければSを加速する必要もないし、A+1,S+1(1竜舞)バトンで三タテするパターンも十分にある。ブリムオンの体力や急所の試行回数も考慮しつつ、どのタイミングでバトンするのが最も勝率高いかをしっかりと考えるべし。

※以下、参考。「必須」はある程度の再現性を持って勝つために少なくとも必要な舞数。「推奨」は、これだけ舞えば確実に勝てるライン。必須分は上げる必要があるが、推奨分は余裕のある盤面のみ。

カバルドン:必須A+3、推奨A+4

アーマーガア:必須A+2、推奨A+3

マンムー:推奨A+2(襷がむしゃらまでケアする場合)

イダイトウ:推奨A+3(AB振りまで落とせる)

基本的にはAS+2(剣舞+高速移動)バトン、又はA+3、S+1バトン(剣舞+竜舞)バトンを目指すのが良い。

 

②ドラパルト+ブリムオン+ギャラドス

 ①と同様。襷のケアが難しく、火力も不足しがちのためそれほど使わなかった。

 

③キラフロル+ギャラドス+ブリジュラス

 この構築の中では1番練度とプレイングが要求される(展開構築なので簡単な部類ではある)一方で、最も幅広い相手に対応できる選出。「キラフロルでステロを撒くか対面のポケモンを削るか」「ギャラドスにメガを切るか切らないか」「誰を先発で出すか」など、相手によってある程度柔軟に立ち回る必要がある。

 

④ドラパルト+ギャラドス+ブリジュラス

壁展開が上手く行きそうなパターン。メタグロス入りに対しては、ドラパルトメタグロス対面でブリジュラスに引く行動が割と安定なので、例えば初手アシレーヌムーンフォース→グロス引きサイコファングといった動きに対して、初手ひかりのかべ→竜舞→バトンブリと動くことでABSが一段階上昇した最強ブリジュラスを爆誕させられたりする。壁+剣舞ブリジュラスが要塞すぎて本当に最強。壁+剣舞ブリジュラスは、強い人が良い感じに構築に組み込んだらもっと強いと思います。

 

5. きついポケモン

構築の特性上、割り切ってるものが多すぎるにつき、ちゃんと対応されたら全てに勝たないので特にきついものだけ。

 

①メガカイリュー

構築の特大欠陥。ムクホーク選出以外では打点がほぼ無く苦しい上、基本サーフゴーやギルガルドと組んでるせいでムクホークを出せない。出て来ないことで対策とした。

②クエスパトラバトン

止める手段が無い上、こちらのバトンはルミナコリジョンのDダウンがキツすぎて実質的に通らない。当たらないことで対策とした。

③鉄壁メタグロス

メタグロスの対策をブリジュラスで行っていたため、ラス1に出てきたりするとほぼ負け。

 

 

7. 終わりに

 風変わりな構築で勝つことは「凄いこと」と思われがちですが、僕は必ずしもそうは思いません。むしろ、環境メタの構築で勝つほうが凄いと感じます。何故なら、僕の構築はプレイヤースキルと「全対応を目指した構築を作る力の無さ」を初見殺しの要素で補っている部分があるからです。勿論、風変わりな構築を使っていて実力が伴ってる人は沢山います。ただ、少なくとも僕は初見殺しを主軸に据える都合上、前提として全対応を諦めています。

 初見殺し要素に頼りすぎるのは、ポケモンをめちゃくちゃ上手くなるためのアプローチとしてはあまり褒められたものではないと僕自身は感じていて、この構築は「選出誘導を利用し、初見の相手に勝つシステム作り」と見るとかなりの完成度を実現できたと自分でも思いますが、「全対応」という視点から見ればお世辞にも完成度が高いとは言えません。

 この構築を使うのは楽しかったし、自分だけのオリジナル構築で結果を出せたことはとても嬉しいです。しかし同時に、詰め筋を誤ったりありえないプレミで負けたりということはあって、自分の未熟さを痛感するシーズンにもなりました。今は完全割り切り型のメタ的構築しか使いこなせない僕ですが、いつかはプレイヤーのスキル次第で全てに対応できるような、堅実な構築でも勝てるような人間になりたいなぁと思います。まぁ、こんな事を言いつつ楽しそうな構築を思いついたら今回みたいなことをやってるかもしれません…笑。

 長々と駄文、失礼致しました。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

【special thanks】

・最終日家を開けてくれたouncerさん

・最終日一緒に潜っていたshun、サイさん、きてふわさん、ぱむさん

・悪魔6

・悪魔6を使っていたshun

・悪魔6を使っていたサイさん

・悪魔6を使っていたouncerさん

・僕があまりにドビーすぎるから(間違えてヌングルで潜りそう)という理由で、僕にだけ悪魔6を使わせてくれなかったぱむさん

・バトンタッチ

・JK

・ハラマネロ

・カリーマン

・いつも僕の変なポケモン考察の話に付き合ってくれる京ポケの皆

 

【ポケモンSV シングルS34 最終47位 R2034】分業飛行アルセ黒バド

こんにちは。京都大学ポケモンサークルのソウタです。今回は、最終2桁を取れたので記事に残しておこうと思います。構築ははっきり言って弱いですが、この記事がレギュJアルセウス開拓に少しでも貢献できたら幸いです。

 

 

 

使用構築

※レンタルあります。弱いのでおすすめはしません。

 

構築経緯

 飛行アルセウスを使いたい。

 ヘイラッシャとかディンルーとかグライオンとかルギアとかを挑発+積みでボコボコにして気持ちよくなりたい。

 しかしながら、別にこれらのポケモンは、似たような役割のポケモンが集まってご近所さんサイクルを形成している…場合もあるがそればかりではない。当然、アホみたいなパワーを持つコライドンや黒バドとも組まれうる。一般的な瞑想裁き型はこれらのフルパワーポケモンに弱い(特に黒バドのアンコールのケアが効かない)ため、これに対抗するにはアルセウスのSを上昇させる手段が必要と考えた。そこで考えたのは、

①バトンバウッツェルを使う

②竜舞型で使う

の2つ。

 ①は、僕にとっては最も単純明快かつ強力だった。ただそれは3ヶ月前の話。くろこさんに紹介されたこのポケモンは、その影響力を以てして世間に周知された可能性がある。しかも、2ヶ月もバトンバウッツェルなんて擦ってたら本当に「バウッツェルの人」で認知されてしまう。僕は別に推しポケがバウッツェルな訳ではないのだ。

 一方で②にはさばきのつぶては特殊技であるという致命的な欠陥が存在した。その上アルセウスは、まともな物理飛行技を何も覚えない。飛行アルセの強みは地割れ無効だけでなく、一致技1ウェポンで技を完結させられることである。他タイプの技を使うなら2ウェポンが基本、結果回復技と挑発、積み技の両立が不可能となり飛行アルセウス自体のコンセプトが崩れる。この議論は行き詰まったと思われた…。

 

「テラバースト使えばよくね?」

 

 誰が言ったかは覚えてない。しかし、京ポケ2年飛行アルセウス研究会でこの議論が行われる中、面白いアイデアが生み出された。若干の火力不足とアルセにテラスが必須になる点は気になるが、前述の弱みを克服できることから使ってみることにした。

 次に、飛行アルセウスが誰の前でも積んで全抜きを目指すため、壁を貼るポケモンが欲しい。そこで、いたずらごころ壁界隈では耐久が高く黒バドに強いオーロンゲを採用した。さらに、アルセウスの足りない火力を補う+黒バド・パオなどの襷を潰すために比較的安定して仕事のできるステロ要員としてレッドカードブリジュラスを採用し、ブリジュラス+オーロンゲ+アルセウスを基本選出とした。使ってみれば、剣舞ザシアンとミライドンと鋼・電テラスコライドンと白バドに勝てないことに目を瞑ればまあ悪くなかった。

 これで基本選出は完成したが、コライドンとかザシアンはプレイングや噛み合い次第でどうとでもなるので、次はそれらを以てしても絶対に勝てないミライドンに勝てる2軸目を考えることにした。ここで、ミライドンと組まれ難い黒バド、コライドンにはほぼ基本選出を投げることから、2軸目ではこれらを一旦無視して組むことにした。それを踏まえると「Sを妥協した黒バド」が最大値を出せると考え、壁との相性も考慮してSを落とした悪巧み+2ウェポンで採用した。 

 黒バドの壁展開だけでノマテラザシアンやホウオウ、白バドに勝てる気がしなかったので、ミライの一貫を切りつつザシアンやノーマルのアルセウスにカウンターで奇襲をかけられる+両軸で厳しめのミライ黒バドに多い積み展開にも対抗できる天然ドオーと、いろいろな構築記事を見る中で、白バド・ホウオウ軸に対して一番強そうだった鉢巻炎テラスドンチ連撃ウーラオスを採用した。

 こうして、採用理由にはそれっぽいことを言っているが別に何にもケアが効いていない構築?が完成した。

 

個体紹介

黒バドレックス@食べ残し

特性:じんばいったい

性格:臆病

テラス:フェアリー

実数値:199(188)-94-102(12)-203(140)-121(4)-210(164+)

技:アストラルビット/ドレインキッス/悪巧み/守る

 

調整意図・目安

HB:意地A特化連撃ウーラオスの水流連打+アクジェを99%耐え

HD:控えめC特化ミライドンのEF下イナズマドライブ確定耐え

S:大体のザシアンを抜けそうなライン

C:あまり

 

 

技構成は壁や毒との相性を意識した。黒バドに投げないので、どうせスカーフ以外に上を取られることはほぼ無いから高速移動を切ってSも妥協した。代わりに毒ダメ稼ぎ、トリルターンやEFターンのズラし、様子見としても使える守るを採用。守るがあるとこちらが択を操作しやすく相手の行動も歪むため、特に対ミライドン、白バドでは使い方次第で最強の技だった。

 構築が欠陥過ぎてミライドン構築に黒バドだけで頑張らないといけない展開も多々あったが、悪巧み+ドレキによる詰ませ性能の高さも相まって非常に強力だった。

 

アルセウス(飛)@あおぞらプレート

特性:マルチタイプ

性格:いじっぱり

テラス:ひこう

実数値:223(220)-178(172+)-141(4)-126-141(4)-154(108)

技:テラバースト/りゅうのまい/挑発/じこさいせい

調整意図・目安

H:16n-1でできるだけ高く

A:+2飛行テラバーストでH振りザシアンをステロ込み確定2発

S:2舞で最速スカーフ135族抜き

 

 最強の神。火力は一致補正(2倍)+プレート補正(1.2倍)のおかげで、1舞でも無振りムゲンダイナをステロ込み乱数で落とせるほどの火力が出る。とはいえ半減を押し切るには少なくとも2舞必要であり、ザシアンや半減テラスコライドンを対面から押し切るのは中々に困難だった。アッキバウッツェル+瞑想裁きアルセウスならもっと強かっただろうなと100回くらい考えた。

 Sラインは、欲を言うなら最速グライオン抜きや2舞で最速スカーフ黒バド抜きにしたかったが、如何せん数値がカツカツだったので仕方なく妥協した。速い挑発アルセウスには挑発ロンゲから展開し、竜舞後に上から挑発を打てるので「スカーフ黒バドをケアするためには3舞が必要になる」以外の理由でSが欲しくなる場面はそれ程無かった。

 耐久は、あのパオジアンのA特化氷柱落としやコライドンのフレアドライブを確定で耐え、ヘイラッシャのウェーブタックルを3耐えするほどの硬さがあり、非常に頼もしかった。食べ残しを持たせられたらさぞ最強だっただろうなあと思う。

 余談だが、Cの個体値は最高にしておいた方が良い。甘えるカミやとびかかるドヒドイデにAを下げられまくったあと、特殊テラバーストが普通に強くて拾った対戦が2つあった。(特殊テラバ―ストで無振りパオジアンがステロ込み乱数50%、無振り黒バドはステロ込み確定2発)

 

連撃ウーラオス@こだわりハチマキ

特性:ふかしのこぶし

性格:いじっぱり

テラス:ほのお

実数値:183(60)-198(236+)-146(204)-74-81(4)-118(4)

技:水流連打/インファイト/アクアジェット/ドレインパンチ

調整意図・目安

HB:白バドの意地特化タネガン5発を99.81%耐え

A:11n

 

 白バドとホウオウに強そうなポケモンを探しているときに一番強そうだったため採用。白バドにタネガン5発で倒されるのが嫌だったのでがっつり耐久に振った。

ミライ白バドに対しては非常に強かったが、ミライホウオウに対しては拘りが窮屈だったので身代わりきあいパンチ型とかの方が良かったのかもしれない。

 

ブリジュラス@レッドカード

特性:がんじょう

性格:おくびょう

テラス:ステラ

実数値:165-112-151(4)-177(252)-85-150(252+)

技:流星群/てっていこうせん/ステルスロック/ほえる

調整意図・目安

CS特化余りB

 

コライ、黒バド、ザシアンなど誰に対しても最低限仕事ができるのが偉かった。レッドカードの存在により、黒バド対面でもザシアン対面でも安心してステロから入ることができる。徹底光線で自主退場できる点も強力だった。舐めて非テラスで突っ込んでくるキョジオーンとか白バドを徹底光線で粉砕して、アルセウスの出る幕もなく試合が終わることもあった。

 技は一致最大打点の流星群と徹底光線、役割のステロは確定で、最初はラスト1ウェポンにアルセウス等の挑発意識でドラゴンテールにしていたが、フェアリー黒バドやザシアン、身代わりコライドンを流せない方が致命的な場面が多かったのでほえるに変更した。

 テラスは100%切らないが、何かの間違いでアルセウスを投げずにブリジュラスを投げる時、最も強く使えそうなステラにした。

 

ドオー@オボンのみ

特性:てんねん

性格:わんぱく

テラス:ノーマル

実数値:237(252)-95-118(220+)-58-125(36)-40

技:地震/毒毒/自己再生/カウンター

調整意図・目安

ミライドンのEF下控えめC特化氷テラバーストを確定耐え

余りHB

 

 今月の地雷ポケモン。貯水の顔をしてミライドンに投げるご都合プレイングをし、引かれたら裏のザシアンとかアルセウスをカウンターで破壊する。流星群や氷テラバーストを打たれたら裏の黒バドでミライドンを起点にすることで一応の対策としていた。眼鏡流星群ならどのみちドオーは吹っ飛ぶし、相手もまさか天然ドオーをミライドンに後投げされているとは思わないので天然だから困ったことは1度もなかった。むしろ特性天然+HBにほぼ特化することで物理特殊幅広い相手を見ることができ、黒バドウーラオスでキツいノーマルアルセウスから壁ミライドン、黒バドレックスまであらゆる積みポケモンに毒+カウンターで有利を取れるのは偉かった。

 毒菱も撒きたかったが、目の前のポケモンに毒を入れて自身が詰め筋にもなれる毒毒の方が強い機会が多かったので仕方なく毒菱を切った。個人的にカウンターとかいう技は相手依存過ぎるため好きではないが、ザシアンを見る+流すためには必須だと思ったので今回は採用した。ホウオウとか白バドにカウンターで奇襲をかけるのも割と強かったので使用感は悪くなかった。

テラスは黒バド意識のノーマルだが、アルセウス対策のゴーストやテラス後にも電気の一貫を切れる電気や草でも良かったかもしれない。

 

オーロンゲ@ひかりのねんど

特性:いたずらごころ

 

性格:しんちょう

テラス:ゴースト

実数値:201(244)-141(4)-106(164)-103-115(76+)-83(20)

技:ソウルクラッシュ/リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ

調整意図・目安

HD:ミライドンの特化EFイナズマドライブを壁下で93.75%で耐える

HB:意地特化鉢巻ウーラオスの水流連打99%耐え

S:ミラー意識

 

普通のオーロンゲ。相手のアルセウスなどの挑発に対抗するため、挑発を採用した。

 

選出

禁伝の同時選出はなんと0回、禁伝非選出も0回という完全分業制を確立した。

 

 この構築、選出は非常に簡単であり、

①ミライドン、白バドがいない

→ブリジュラス+オーロンゲ+アルセウス

②ミライドン、白バドがいる

→黒バド+ドオー+ウーラオス

のほぼ2つ。本当に5秒で決まる。

たまにオーロンゲから壁下で黒バドを展開する時もあった。

②について、ドオーが流星群や氷テラバで突破された場合は黒バドで頑張ってミライドンを起点にする。ドオー+ウーラオスがキツそうな場合は壁から黒バドを展開する。

 

キツいポケモン

全部キツイので特に勝てないやつだけ書きました

 

剣舞orギロチンドドゲザン

オーロンゲ前で剣舞積まれると厳しい。ギロチンなら4回くらい打たせてしまう。相手の構築にいるだけでロンゲはソルクラも押せなくなる。それなのに、この構築に黒バドがいるせいで頻繁に出てくる。

 

・初手鋼テラス剣舞→スケショコライドン

厳しい。スケショがアルセウスに沢山当たったら即負け。裏スカーフ黒バドでも負け。裏が先制技持ちでも基本負け。

 

・電テラコライドン、ザシアン

・電磁波挑発オーロンゲ

・スカーフ鬼火黒バド

 

結果

 

TN 常陸の不死鳥 最高最終2034、最終47位

TN そゆた    最高203✕、最終1975

 

最後完全に集中が切れて謎選出と謎行動を繰り返し、1ロムを溶かした。夜通し潜り続けるのはしんどいね。

 

終わりに

 今回は、結果としては良かったものの構築の完成度はここ最近で一番低かったです。全対応を捨て、多くを割り切りました。次はもっと突き詰めて、全対応を目指した構築でより高みに到達できるよう頑張ります。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

【Special Thanks】

・最終日に家を開けてくださったouncerさん

・最終日一緒に潜っていたらぐそん、shun、きてふわさん、ぱむさん

・関西シングルFESTAで対戦した方々及び最強チオンジェン研究会の皆

ミミッキュの珠じゃれつく2連Aダウンで僕の飛行アルセウスを破壊したぷむしん

京都大学ポケモンサークルの皆

 

【ポケモンSV シングルS33 最終121位 R2006】突貫眼鏡バドサイクル

 

 こんにちは。京都大学ポケモンサークルのソウタです。初めて使ったアルセウスはもちろん飛行アルセです。シーズンが終わってからかなり時間が経っているので元々書く気はなかったのですが、構築記事から僕のブログを見てくれた人に「いつもふざけた展開構築ばかり使ってる人だ」と思われたくないのでS33でR2000取れた、当社比真面目な構築を記事に残しておこうと思います。これを見て、僕が普段から真面目なサイクルを握る超真面目なポケモントレーナーだと勘違いして貰えると幸いです

 

構築経緯

 最終日5日前に組み始めたため練度を上げる時間が無く、レギュGで使い慣れていた拘り眼鏡黒バドレックスを軸に採用。

 眼鏡黒馬を通す上で最も大きな障壁となるのは黒バドの上を取ってくるポケモンであると考えたので、S操作手段をもちつつ環境トップのコライ黒バド、コライルナに対して安定したサイクルを回せるHDチョッキガオガエンHBゴツメ電磁波カイオーガを採用。

 これではミライドンが重いので、素直にディンルーを採用。黒バドオーガの並びがランドロスに強いことを踏まえると、ミライ構築の地面の一貫を切る手段が乏しいと考えたためそれを最も強く咎められるAD振り鉢巻型とした。

 ここまでで草テラスキョジオーン、キノガッサをあまりに舐めているのでそれらに強く、一緒に組まれやすいバドザシやホウオウにも弱くないHAベースの炎オーガポンを採用。

 ラスト1枠は、もともと地面と毒菱の一貫を切りつつ重めのウーラオスに顔が強い鋼テラススケショカイリューを採用していたが、別に選出しなかったうえにカイオーガを投げない時のパオジアンに無限回破壊されそうだったので、崩しと対面性能の高い剣舞連撃ウーラオスを採用。

 テラス込みで全員が毒菱を踏む欠陥構築が完成した。

 

個体紹介

黒馬バドレックス@こだわりメガネ

特性:じんばいったい

性格:臆病

テラス:フェアリー

実数値:183(60)-94-101(4)-208(180)-122(12)-222(252+)

技:アストラルビット/サイコキネシス/リーフストーム/テラバースト

調整意図・目安

HB:意地A特化ウーラオスのテラス水流連打を36%で耐える

HD:控えめC特化ミライドンのEF下イナズマドライブを62.5%で耐える

S:最速

C:あまり

 

 全ての対戦はこのポケモンを如何にして通すかということを考えて試合プランを組み立てる。最初は水テラバを採用し、カイオーガの雨と合わせて気持ちよくなろうとしていたが構築との相性が悪く、まじで1度も打たなかったので本当にただ気持ち良くなりたいだけのクソテラスだった。とても真面目な僕は逆張り精神を捨て、テラバの通りも良くてディンルー・カイオーガと合わせてミラコラの技の一貫を切れるフェアリーに変更。そしたら驚くことにちゃんと強くなった。

 最速黒バドに毎回同速勝負を仕掛けないといけない構築はお世辞にも完成度が高いとは言えないが、相手の黒バドの処理ルートに乏しいこの構築ではラス1黒バドミラーとか、ガエンオーガでは崩しようのないまもみが黒バドとかに同速勝負しなきゃいけない展開が容易に想像できたので最速にした。最速で拾った試合も多かったので正解のはず。

 技は時間が無かったので他を試せなかったが、体感的にリーフストーム→草結びorトリック、サイコキネシス→サイココショックを打ちたい場面が多かったのでその方が良いと思う。

 

カイオーガ@ゴツゴツメット

特性:あめふらし

性格:ずぶとい

テラス:フェアリー

実数値:207(252)-108-154(236+)-171(4)-161(4)-112(12)

 

技:なみのり/かみなり/冷凍ビーム/電磁波

調整意図・目安

S:麻痺した黒バド抜き

余りHB

 

物理受け。コライに受け出して電磁波をばら撒き、黒バドを通すサポートをする。

ゴツメオーガ自体は別に特段強くはなかったが、相手の地面タイプに対する強力な選出圧、そしてスカーフ型、チョッキ型という全く対処法の異なる型の存在が生む相手との認識のズレが強力だった。

 技は電磁波・雷・波乗りは確定。逆張り人間なら迷わずラス1にフェアリーテラバを採用するだろうが、僕は至って真面目なのでテラス無しでコライドンやカイリューに圧をかけられる冷凍ビームがこの構築においては最適と考えた。上振れも強かった。

 電磁波は単にS操作手段として活用できるだけでなく、ルギアやムゲンダイナといった行動回数の多い耐久系禁伝に対して撃つことで、眼鏡黒バドによる強引な崩しを行う手段としても活用できる。痺れ目的での電磁波も、勝率を最大限に高めるという観点から見れば撃つべき状況は確かに存在すると僕は考える。

 

連撃ウーラオス@気合の襷

特性:ふかしのこぶし

性格:いじっぱり

テラス:水

実数値:183(60)-200(252+)-124(28)-74-81(4)-138(164)

技:水流連打/インファイト/アクアジェット/つるぎのまい

調整意図・目安

HB:コライのスケショの乱数意識

A:特化

S:準速テラパゴス抜き

 

 対面選出したいときや、崩し要員として出した。

 鉢巻等が多い環境のためか剣舞が読まれづらく、崩し性能も高かったためホウオウ、ムゲンダイナ絡みの低速サイクル構築に電磁波オーガや黒バドを絡めることで非常に強くなれた。

 無論、逆張り人間はカウンターか起死回生に採用理由を見出して使うだろうが、生憎そんな人間ではないので使わない

 

 

ガオガエン@とつげきチョッキ

特性:いかく

性格:なまいき

テラス:草

実数値:202(252)-135-111(4)-100-156(252+)-58

S:最遅

技:ねこだまし/はたきおとす/じならし/とんぼがえり

調整意図・目安

HD特化

ママンボウの下から蜻蛉するため最遅

 

 黒バド、種々のスカーフ持ちへのS操作を重視したはたき+じならしと、削り残しに強いねこだましを採用。テラスは胞子の一貫を切りつつカイオーガ、ミライドンに切れる草とした。

 こうして完璧な、美しいまでに「超普通な」ガオガエンの完成である。このポケモンの存在こそ僕の真面目さを証明していると言っても過言ではない。

 

オーガポン@かまどのめん

特性:かたやぶり→おもかげやどし

性格:いじっぱり

テラス:炎

実数値:187(252)-180(188+)-105(4)-72-124(60)-131(4)

技:つたこんぼう/ウッドホーン/はたきおとす/ニードルガード

調整意図・目安

HD:臆病特化黒バドの霊テラスアストラルビット93.75%耐え

A:あまりでできるだけ高く

 

 草キョジオーンやキノガッサに勝つために、雨とのシナジーが頗る悪いことには目を瞑って採用。黒バドの霊テラスアスビ耐えとか上手ぶった調整をしているが、結局バドザシにはあまり投げなかった上にこれのせいで無振りコライドンが晴れテラスつたこんぼう+ニードルガードで乱数でも落ちなくなったので、普通にA特化で良い。

技はつたこんぼう、ウッドホーン、叩きに加え、コライドンにも選出できるよう、またトリルターン枯らしとしても使えると考えてニードルガードを採用した。

 ここで草技をパワーウィップとか草分けにしない点に、僕の順張り精神が垣間見えているのではないだろうか

 

ディンルー@こだわりハチマキ

特性:わざわいのうつわ

性格:ずぶとい

テラス:ほのお

実数値:239(68)-176(236+)-146(4)-67-125(196)-112(4)

技:じしん/ヘビーボンバー/テラバースト/まきびし

調整意図・目安

H:16n−1

A:11nかつ最大

HD:ミライドンの臆病眼鏡マジカルシャインを93.75%耐え

 

 黒バドオーガラオス居るのにランド投げられるわけ無いよな?って圧をかけて唐突鉢巻地震をぶちかまし、数多のミライドンとザシアンを屠った。

 テラスはミライドン倒したあとにザシアンとか白バドの前で無理矢理居座るために炎。ついでに草キョジオーンがやばかったので炎テラバでテロを起こすことにした。役立った。(1回)

 構築単位で受けルを舐め腐っているのでせめてもの崩し要素としてまきびしを採用。あったとて崩すのはキツいが無いよりはマシだった。

 ちなみに、「オボン余ってるのにわざわざディンルーを鉢巻で使うのは逆張りだろ」という意見は受け付けない。

 ディンルーが使用率1位であるS31の持ち物採用ランキングではなんと鉢巻が4位。これは、ルナアーラにおけるパワフルハーブの順位に相当する。果たしてそれを逆張りと言えるだろうか?

 

 

 

 

選出

コライ黒バド、コライルナ

→黒バド+カイオーガガオガエン

 

ミライドン入り

→黒バド+ディンルー+ウーラオスorカイオーガorオーガポン

 

バドザシ

→黒バド+ガオガエンカイオーガorオーガポン

 

ムゲンダイナorホウオウ+ミラコラ以外の禁伝

→黒バド+カイオーガ+ウーラオス

 

相手の取り巻き次第で違う選出をする場合もある。その他の並びには臨機応変に対応

 

キツいポケモン

・スカーフカイオーガ

誰も勝てないからケアしようとすればあらゆる構築に負けるので、初手に炎オーガポン置いてスカーフじゃないお祈りする場合が多かった。構築の特大欠陥。

 

・岩オーガポン

全てのポケモンが弱点を突かれます。

 

・毒菱

誰も回収できない上に全員テラス込みで踏む上に撒かれるのを防ぐ手段すらない。パワーの高い剣舞ウーラオスと眼鏡黒バドで誤魔化していた。

 

・受けル

ほぼ切ってた。ディンルーと黒バドで頑張る以外の選択肢を用意していないので、選出が噛み合わなければ負け。

 

結果

TN そゆた 最終121位 R2006

TN アスタチン 最終500位くらい R1900

 

S32であり得ん上振れを引いたので、今月の下振れは覚悟してましたが別に全然下振れませんでした。

 

終わりに

 如何に僕が、普段から真面目でまっとうな構築を使っているかお分かり頂けたでしょうか。

 という冗談はさておき、一応勘違いしてほしくないのは、僕は別に逆張りがどうとか一般的な型はどうとかで技構成決めてるわけじゃないよということだけ言っておきます。最初に決めた構築コンセプトを活かしつつ、その範囲内で最善な技構成、並びを追究した結果のこの構築であり、技構成です。僕の過去の構築も同じです。軸に「やりたいこと」は存在しますが。また、オーガポンのウィップやウーラオスのカウンターを使っている人のことを逆張りだなどというつもりもありません。それも、僕と同じく最善な構築を追求した結果だと思うからです。この構築記事を見て、そういったしょうもない基準で構築の細部を決めようと考える人が現れるのはあってはならないと思ったのでこのようなことを書きました。

 「適当な基準で技構成を決め、適当に構築組んでも勝てる」と宣言するのはポケモン対戦に真摯に取り組む者への冒涜であり、それは僕の意図するところではないし、僕自身が実際に適当に組んでも勝てるということはないので、記事の内容はそれを言っているのではないということをここで明確にしておきます。

 今回も今回とて2000から潜る勇気持てない雑魚だったので、次こそはちゃんと潜ります。ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

【Special Thanks】

最終日、家を開けてくださったこよーてさん

最終日、一緒に潜っていたエンジンさん

東西戦構築の話を色々聞いてくれた、らぐそん、shun、チュウズ、こうが

東西戦で戦ったひつじるーぷ君

鉢巻ディンルーはチョキだと断言したぷむしん

switch2

カントリーマアム

ブラム(ブラックムーン)

京都大学ポケモンサークルのみんな

【ポケモンSV シングルS32 最終88位】ロマンギミック改 〜Wバトン!バウッツェル&白バドレックス〜

 

 

こんにちは!京都大学ポケモンサークルのソウタ(soyuta)です。今回は、バトン白バド+バトンバウッツェルというスーパーオモチャポケモン?でR2000を達成てきたので構築記事を書きました。今回もかなり楽しい構築に仕上がったと思うので、是非読んで頂けると幸いです!

 

使用構築

※レンタルあります。バレてたら弱いです。ただし、最高に楽しいポケモン対戦ができます。

 

構築経緯

※長めなので飛ばしてもらっても構わないです。

 

 久々にサイクル構築を握りたい。しかし、前期期末試験という爆弾を抱える僕には構築を組む暇など無かった。残された構築は、先月の頭おかしいバトン白バドのみ。ただし、前期構築は既に構築記事を公開してしまっており、最早最終日上位で戦える力はない。従って、前期構築をイイ感じに改変しつつ、穴を埋めていき最強のバトン白バド構築を作ることに決めた。

soyuta369.hatenadiary.jp

※↑バトン白バドを使うに至った前期構築記事

(構築経緯はこちらから読んで頂けるとわかりやすいと思います)

 前期構築は、改めて見るとふざけすぎていた。何ですか、追い風ペリッパーて。軸の4匹はちゃんと強かったので、いたって真面目に、補完の2匹の改良を考えることにした。

 これに際し、まずは軸の4匹で勝てない対象を絞ることが必要である。この構築では「コライルナ」「バドホウオウ」「コライホウオウ」がキツかったので、2匹でこれらに勝つ方法を考えることにした。ここで大問題なのがこの構築、禁止伝説の型が両方尖りすぎている。マトモに他のポケモンシナジーを作れそうなのはオーロンゲ(とウーラオス)だけだったので、オーロンゲからの積み展開を考えた。

 それではこれらの構築に「勝つ」積みエースとは何だろうか。ここで、積みエースを2種類に分けて考える。1つは、強いポケモンに勝つエースだ。これは、素早さと火力を操作し、殴る、シンプルかつ強力なエースである(じゃんけんにおけるパー。素直なグーに勝つ)。そしてもう1つは、ポケモン(グライオン、ヘイラッシャなど)に勝つ積みエースである。こちらは前者とは異なり挑発や身代わり、特性を駆使して非ポケモンを崩し、起点にできる一方で、火力や素早さ、技範囲を削る必要があり、普通のポケモンによるマジレス選出に弱い(じゃんけんにおけるチョキ。素直なグーに負ける)。この構築の基軸に当てはめれば、バトン白バドはポケモンに強いが非ポケモンに弱い(パー)。挑発ミライドンはポケモンに強いがポケモンに弱い(チョキ)のである。

 これを踏まえた上で、いわゆる現在のコライルナスタン・コライ黒馬スタンを考察しよう。これらの構築にはコライパオ+ルナor黒馬というポケモン選出グライディンラッシャの非ポケモン選出、更にはそれらの混合した攻守両面的な選出が存在する。従って、いずれの積みエースを用いても結局は選出択、或いは攻守両面的な選出により苦しい状況に陥ってしまうのである。この選出択こそ、ああいった構築の強みであり、現状僕のバトン白バド構築では全対応が不可能である所以と考えた。

 ではどのようなエースであればこの現状を打破できるだろうか。そこで考えられるのは、余ったもう一枠の活用である。実は、ポケモン対戦において、チョキポケモンをシンプルなグーにすら勝てるスーパーチョキにする手段が存在する。

 それこそがバトンタッチである。

 挑発+積みを行うポケモンに加速・耐久上昇バトンを行えば、とんでもない速さから受け崩しと高速高火力による殴り、更には相手のアタッカーの受けを両立したポケモンを誕生させることができる。

 しかしながら、このプランにも致命的な問題点が存在する。天下の化け物・コライドンだ。奴はバトン役を起点に簡単に素早さを上げ、火力を上げ、しまいには頭のおかしい火力で全てを吹き飛ばすことのできるハイパーグーなのだ。並のバトン使いならスケショで飛ぶわ、加速されるわ、剣舞を積まれるわ、好き放題されて簡単に負けるだろう。

 ところがこの致命的欠陥をテラスすら必要無しに乗り越えられる神のバトン使いが、ただ一匹だけ存在した。

そのポケモンこそ、バウッツェルなのだ!!!

 バウッツェルならばコライの加速手段を完全にシャットアウトしつつ、積みながらも欠伸による起点回避が可能。何なら受け出しで特性が発動すれば爆アドである。壁さえあれば黒バドやルナアーラの前でも積むことができる。正に完璧なポケモンだった。

 そうと決まれば次に考えるのはエース役だ。本構築のミライドンはバトンとの相性もよく非常に強力だ。実際、移動アッキバトンで相手を粉砕することができるだろう。しかしながら、ミライドンはEF後の火力が乏しく毒菱耐性も低い。テラスを切った後に、特に相手のコライに対して立ち回りが窮屈になってしまう(結局フルパワーなグーに弱い)ため、状況次第でミライドンと使い分けられるエースを探した。我こそはあらゆるポケモンをバトン込みで破壊できるぞ!と意気込むポケモンたちを以下に挙げる。

 基本的には、移動バトンにより、グライラッシャに勝てる(毒、欠伸、地割れ、まもみが耐性)+瞑想ルナアーラに勝てる+アタッカーのルナアーラ、コライドン、パオジアンにある程度やれることを意識した。

エントリーNo.1 ダイス身代わりタネガンゴリランダー

剣舞GFフルパワータネガンで全てを破壊する。地割れに対しても身代わりがあり、グライオンにも連続技が刺さる。火力あるのでコライも半減でも押し切りやすく耐久も高い。

欠点・・・テラスヘイラッシャに致命的に勝てない

 

エントリーNo.2 挑発瞑想アシパブラッキー

欠点:言うまでもなく、ディンルーパオジアンで詰む。

 

エントリーNo.3 瞑想挑発ブラムガチグマ

移動バトンによりグライオンルナアーラの上から挑発を打ち、一方的に破壊可能。その他ルギアやホウオウサイクルにも強い。持ち前の耐久力でコライドンにもある程度やれる

欠点:襷パオジアンに勝てなすぎる・コライのフレアドライブも重いしルナアーラのメテビも辛い。

 

エントリーNo.4 挑発ビルド飛行テラスブレバアーマーガア

グライオンヘイラッシャを一方的に崩す事が可能。ビルドで物理耐久を上げられるため飛行テラス後でもパオジアン・コライドンに比較的安定する。

欠点:遂行速度が遅く、ルナアーラ全般が重め。

 

エントリーNo.5 ダイス剣舞タネガンガッサ

火力エグすぎて全てを破壊。ヘイラッシャすらも胞子+なやみのタネで破壊できるし、コライも+2タネガン5発で貫ける。

欠点:耐久低すぎ

※追記:なやみのタネ打ったら胞子で眠らへんやないかい。多分欠伸対策の身代わりとか、妖テラスポイヒガッサとかの方が強そう

 

 ちなみにこの中でギリランクマに存在する可能性があるのはキノガッサくらいですかね。ふざけてないです。

 全部中途半端に何かには勝てないが、中でも性能がマシそうだったガチグマとアーマーガアを試し、アーマーガアが選出圧も考慮すると構築単位のシナジーが悪い+火力が無い+ルナアーラ重めであることを考え、ガチグマを採用した。正直時間あれば全部試したかった。特にキノガッサとか結構強そうだし絶対面白いので、思いついたのが最終日前日でなければ試していた。

 試してみたところ、ガチグマの飛行テラスが絶妙に弱く、あらゆるポケモンに弱点を突かれるのでテラスを水に変更。ヘイラッシャの地割れは身代わりバウッツェルを絡めて上手く立ち回り、打たれる試行回数を減らしに行くことで対策とした。さらには毒菱+ルギアなどに安定した対処ができるよう、持ち物をラムのみに変更した。

 これで一旦構築が完成したが、現状割り切りの多い基本選出も改良したい。元々はバウッツェルの選出圧など信頼していなかったのだが、ここで思ったよりコライドンが出てこない事に気づく。その上コライドンとホウオウ入りに白馬を投げる機会が少ないため、白バドの炎テラスのメリットが小さいと感じた。そこで白バドのテラスを連撃ウーラオスカイオーガ、ミライドン、ザシアンに強く出られる草に変更した。これによって少々辛くなるコライドンのフレアドライブ、ザシアンの巨獣斬にリスクを付けられる+草テラスとも相性の良い弱点保険を持たせた。使用感も悪くなかったので、このまま最終日も潜ることにした。

 僕はいたって真面目に、考察し、構築を考えた。決してふざけてるわけではない。本当に。本当です。

 

個体紹介

バドレックス(はくばじょうのすがた)@弱点保険

特性:じんばいったい

性格:いじっぱり

テラス:草

実数値:207(252)-210(44+)-183(100)-94-164(108)-71(4)

技:ブリザードランス/つるぎのまい/トリックルーム/バトンタッチ

調整意図・目安

壁下でコライドンの意地特化炎テラスフレアドライブ確定耐え

壁下でザシアンの+3巨獣斬確定耐え

壁下で黒バドレックスのアストラルビットを93.75%で2耐え

 

硬くて火力もある最強のポケモン。ブリラン1ウェポンでも舐めた構築は簡単に一匹で破壊するポテンシャルがある。

バトンタッチについては前期記事の通り。

soyuta369.hatenadiary.jp

今回の変更点はテラスを炎→草にしたことである。バウッツェルの選出圧によりコライと対面する機会が減ったのに加えてミライと組むトリル白馬は炎テラスのイメージが強く、実際にその前提で立ち回られることからこのズラしが非常に有用だった。草テラスの具体的な強みとしては、ミライドンやウーラオス、種々の地面打点に対して強力であったり、ザシアンにテラス込みで弱点を突かれなかったり、バトン時にウーラオスと相手の技がほぼ一貫しない(すなわちウーラオスがバトンから着地時に弱点技を被弾しにくい)点が偉かった。

弱点保険というアイテムは、一見調子に乗った上振れアイテムに見えるものの、バトンと組み合わせることで弱点を突かれた時の不利をひっくり返せる下振れ防止アイテムへと変貌する。相手のザシアンやコライドンは目の前を見ていないので何を打たれるか分かったもんじゃないが、弱点保険を持つことで弱点を突かれなければ白バドの体力を温存してトリル展開に持っていくことができ弱点を突かれればトリル後裏からすごい火力の連撃ウーラオスが登場して、+2鉢巻テラス水流連打で試合を終わらせに行く動きが取れる。これにより、相手の技選択に寄らずこちらが不利にならない状況を作ることが可能となった。

 また、同時に壁込みで多くの対面での白バドのテラス無し居座りを正当化でき、テラスを切らなくて良い事は噛み合いで優位に立つ上では非常に強力だった。一見すると気持ち良くなるためだけの持ち物に見えるものの、使い方1つで戦術の幅を広げ、多くの対面で相手の行動への全対応を可能にする強力なアイテムへと変貌するのだ。

 一方で噛み合いを意識しすぎた結果、ガチでただの噛み合い勝ち量産カスポケモンだったのは反省している。コライドンもホウオウも基本炎テラスを警戒して目の前見てないのを良いことに、エグいプレイング(聖炎火傷→飛ばし切り等)で勝ってることもあったので恥ずかしい。実情は選出択に負けた結果、序盤から安定行動が存在しないだけ。つまるところ、欠陥である。良いように言えばどうしようもない時でもテラスを切れない、また認識のズレが相手のケアした行動に刺さって噛み合い勝ちを誘発する場面が多い点で草テラスは強力だった。ただし、それを意図的に利用して願望プレイングするのはいかがなものかという話だ。まあ実際のところ本当に炎技を打たれないし、HP満タンならば弱保あるから仮に打たれてもトリル→バトンで一応切り替えせるので何とかなっていたと言える(相手がコライドンの場合、フレドラを打たれるとすると、コライドンにも炎テラスを切らせられる。裏が黒バド@1と仮定すると、この時点でテラスの残らない黒バドも+2鉢巻テラス水流連打により晴れ下でさえワンパン。コライ構築は水技の一貫切りをコライドンに頼っている場合が多く、晴れ下でも弱保バトンからのウーラオス三タテの再現性は十分に高いと考えられる)。

 

ミライドン@食べ残し

特性:ハドロンエンジン

性格:ひかえめ

テラス:こおり

実数値:207(252)-94-121(4)-187(116+)-138(20)-170(116)

技:パラボラチャージ/テラバースト/めいそう/ちょうはつ

調整意図・目安

H:特化

S:遅いミライドン、コライドンや、移動1回で最速黒馬抜きのミライドン、ザマゼンタの上を取れる程度

C:できるだけ高く

※Dの20振りは初期調整の名残りなので意図は無い

 

前期構築そのまま。

速い挑発は偉い。低速系の展開や受けに非常に強い。今月も沢山活躍してくれた。

 

ウーラオス(連撃)@こだわりハチマキ

特性:ふかしのこぶし

性格:ゆうかん

テラス:みず

実数値:207(252)-200(252+)-120-83-81(4)-105

技:水流連打/インファイト/アクアジェット/アイススピナー

調整意図・目安

勇敢HAぶっぱ

+2テラス水流連打でH振りミライドン、H振り半減テラスザシアンを確1

+3水流連打で無振りテラパゴスをテラスシェル込み確1

+6テラス水流連打でH振りB補正のみの半減テラスキョジオーンを、身代わり有りHP満タンの状態から確定1発

+6テラス水流連打で晴れ下H振りコライドンを確定1発

 

こちらも前期構築そのまま。

 バトンされると天然以外の全てを貫く神。バトンしなくても普通に強いので、シンプルにトリル下で暴れさせる目的で使うことも多かった。

 ネクロズマの上を取り、テラパゴスに抜かれる絶妙なSラインは強力であり最善だった(ネクロズマ絡みには主にミライドン、テラパゴス絡みには白バドを投げることが多い)。厳選サボりの末無振りテラパゴスと同速であることが唯一の懸念点だったが、今月もトリル下でテラパゴスに抜かれることはなかったので良かった。相手がわざわざ張ったトリルから出てきたカイオーガに上から動いて勝った時は流石に笑った。

 

オーロンゲ@ひかりのねんど

特性:いたずらごころ

性格:しんちょう

テラス:ゴースト

実数値:201(244)-141(4)-106(164)-103-115(76+)-83(20)

技:ソウルクラッシュ/リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ

調整意図・目安

HD:ミライドンの特化EFイナズマドライブを壁下で93.75%で耐える

HB:意地特化鉢巻ウーラオスの水流連打99%耐え

S:ミラー意識

 

 前期そのまま。特に言うことはないが、このポケモンはただ無心に壁を貼るだけのポケモンではない。技選択はその後の試合展開を大きく左右するので非常に重要である。相手の構築から目の前のポケモンの型を推測、自身のエース、最悪の展開も考慮しつつ、挑発・ソルクラとの優先度を付け、相手の裏のポケモンも考慮して技選択を行う必要がある。一方で、択となる状況ではこちらが不利を取りにくい選択を心がけることも重要だ。このポケモンの練度次第で勝率は大きく変わると感じた。

 

バウッツェル@アッキのみ

特性:こんがりボディ

性格:ずぶとい

テラス:毒

実数値:164(252)-90-177(204+)-70-107(52)-115

技:バトンタッチ/こうそくいどう/あくび/みがわり

調整意図・目安

壁下で黒バドレックスのアストラルビット確定3発

あまりB

 

超様子のおかしいポケモン

 バウッツェルの本質は、コライドンに対面勝つことではない。コライドンを含めたあらゆるポケモンに、起点にされない点にある。特性によりコライドンのS上昇をシャットアウトしつつ欠伸を打つことで、壁下の耐久と合わせて起点にならずに高速移動を積むことができる点が唯一無二の性能だった。

 そして何より、何して来るか分からなさすぎて相手のプレイングがバグる。普通に考えたらこのバウッツェルの対処法として、移動積んだターンにホウオウ引きして飛ばすとか、他ポケモンで挑発押すのが正解である。それだけで負ける。ただ、バウッツェルは舐められてるのである。一回くらい移動積もうが無視されることすらあり、一度展開を防がれても2度目の展開でBS上昇バトンが通って勝つことすらあった。

実際、バトンさえ決めてしまえば爆速超硬馬鹿火力+挑発持ちの最強ガチグマが誕生するので、相手はどうすることもできなくなるのである。相手視点そんな展開読める訳ないだろう。余裕ぶって吹き飛ばしを押すホウオウルギアに、ガチグマで挑発を打って絶望のどん底に叩き落とす瞬間こそポケモン対戦の楽しさを実感する。相手は少しばかりバウッツェルを舐めた結果、そのたったの1ターン、少しばかり油断しただけの1ターンを悔いることになるのだ。

 更に更に、やはり相手のプレイングはバグるので、欠伸をうまく使えば身代わりを残して後続にバトンを繋ぐ展開がかなり決まるのだ!

 更に更に更に、S種族値が95もある。そう、なんと95もあるため、無振りでも1移動で最速黒バド、準速スカーフルナアーラを抜くことができ、あと投げからのアンコールやルナアーラのスカーフトリックにも自然と対応できるのだ!

 ここまで揃えばバウッツェル、それはもう、「移動バトン役として採用してくれワン!」って言っているようなものである。

 このポケモンの選出圧力については全く信頼していなかったが、実際には6割くらいのコライドンが出てこなくなっていた。特に挑発コライドンは技スペースの都合上バウッツェルに打点が無い場合が多いためか、一度も当たらなかった。この点で草テラストリル白バドを通す上では非常に役立っているようにも感じた。白バド選出で裏コライ切り水流連打をせざるを得ない状況になり、これが通って勝つこともあった。バウッツェルなんかの威を信じてエグいプレイングする人だと思われるのは少し恥ずかしかった。

 技構成は、コンセプトの移動バトンに加え、起点回避の欠伸、宿り木をシャットアウトできてバトンとの相性も良い身代わりで完結。ノーウェポンかつ有限というのはあまりにふざけており、ロンゲ+バウッツェルで選出したその瞬間からエースが死んだら即負けというアホ展開になるが、どれも有用で切れなかった。

 持ち物は最終日までアッキのみとリュガのみで永遠に迷っていたが、黒バド対面では緊張感のせいでアスビをくらっても結局リュガのみが発動しないことに気づき、アッキのみにした。リュガのみなら、圏外持ち物の圏外ポケモンが誕生しているところだったのは少し惜しい。

 調整は黒バドのアストラルビット意識でDに少し回した。そのおかげで、最終日に壁下で黒バドの嘶き+1眼鏡妖テラスドレインキッスをHP2で2耐えして欠伸で眠らせ、高速移動バトンを決める獅子顔負けの大活躍を果たした。

 テラスはどうせ切らないので毒菱回収できたら嬉しい毒テラス。鋼が多いようだが普通の運用をする気はないのでね。

 イカサマの火力を考慮し、一応Aに下降補正をかけている。

 勿論、ちゃんと対処されたら余裕で負けるポケモンなので特にホウオウ絡みの相手をする時は敢えて隙を作るようなプレイングで誤魔化したり、相手の挑発や飛ばしには常に気を張っていた。

最終日はコライ絡みの受けが多く、かなり選出して勝利に沢山貢献してくれた。

 

ガチグマ(アカツキ)@ラムのみ

特性:しんがん

性格:ひかえめ

テラス:水

実数値:220(252)-81(0)-152(92)-176(36+)-92(52)-82(76)

技:ブラットムーン/瞑想/挑発/月の光

調整意図・目安

HB:ホウオウのA特化ブレイブバード確定3発

C:+1ブラットムーンで無振りコライドン確定1発

S:+2(1移動)で最速ルナアーラ抜き

 

 コライルナ・コライホウオウ単独全破壊ポケモン。地割れと急所がなかったら、バトン決まった時点で多分ほぼ負けない。水テラスによりコライドン、パオジアンに負けず、移動+瞑想挑発によりグライオンルナアーラにも負けず、2移動すればスカーフトリックすらもケアが効く。元々はコライルナ全般に投げるつもりだったが、唯一の問題点が一撃技だったのでチョッキディンルー入りのコライルナには選出を諦め、ヘイラッシャが来た時はバウッツェルを絡めて気合いで立ち回った。

 最初は食べ残しや隠密マントで採用していたものの、毒菱毒毒両採用のポケモンとバウッツェル対面で身代わりバトンの択になるのが厳しい、また構築全体として一貫を切れていない毒菱に対する見えない切り返しとしてラムのみに変更した。副産物として催眠ルナアーラや欠伸に対して1ターンの猶予を得ることができるようになり、非常に強力だった。

 テラスはパオジアンとかメテビルナに負けたくなかったので水にしたが、蓋を開けてみれば地割れマシーンが環境に沢山いた上、コライルナスタンのコライドンなんてバウッツェル見て出てくるはずも無く、メテビルナには一度も当たらなかったのでマジで飛行で良かった。結果論だが、飛行テラスなら全受け構築、グライディンラッシャに運すら絡まず勝てていたのが惜しい。優先順位を見誤った。

 ただしこのポケモン自体の詰ませ性能は非常に高く、バトンを決めればブラットムーンだけで相手3匹を幾度となく破壊し尽くした。受け寄りに多く選出する上、月の光があることで、地割れの試行回数を稼がれやすい以外の理由でブラットムーンが連発できないことは問題にならず、瞑想挑発があることでPPを枯らされることも無かった。普通に強かったし、熊で全てを破壊するのは普通に楽しかった。

 

選出

選出①:オーロンゲ+白バド+ウーラオス

選出②:オーロンゲ+ミライドン+ウーラオス

選出③:オーロンゲ+バウッツェル+ガチグマ

選出④:オーロンゲ+バウッツェル+ミライドン

選出⑤:オーロンゲ+ミライドン+ガチグマ

 

以下に選出フローチャートを示す。流石に一般ポケモンにも考慮すべきポケモンが沢山いるため、実際にこのような機械的な選出をしていた訳ではないが、それは書ききれないので一応参考程度に。

 

A①. 相手の禁伝にコライドン、黒バドレックス、ザシアンが居るか?

  Yes:A②へ / No:Bへ

A②. ルギア、チオンジェンが居るか?

  Yes:Cへ / No:A③へ

A③. 特性天然の可能性があるポケモンが居るか?

  Yes:A④へ / No:選出①

A④. コライドン、ホウオウが居るか?

  Yes:Cへ / No:選出①

B. 相手は受けループか?

  Yes:選出⑤ / No:選出②

C. 地割れチョッキディンルーっぽい奴が居るか?

  Yes:選出④ / No:選出③

 

 ヘイラッシャは、相手の構築の形次第で出てこないと割り切って白バドを投げるかを判断していた。実際半分以上は出されないし、ヘイラッシャを出される構築の系統は決まってるので大抵分かる。

 バドパゴス等に同居する水オーガポンは、ミライ白バド対策ではないため結局出てこない事が多い。相手の裏が割れていなくても無視してバトンから水流連打打っていた。2ヶ月を通して、全て通った。相手視点ならこういった割り切りはふざけるなという話ではあるが、こちら視点ではその方が勝率が高いからそうするまでだ。

 全対応出来ないのは構築の欠陥であると言えるが、このような構築を使ってる以上どうしようもない部分は存在する。選出①以外はどうしてもパワーが落ちてしまうため、相手の構築次第では無理に全対応しようとするよりもある程度割り切った行動を取る方が強い。

立ち回り

選出①:

 すぐにバトンしたくなるかもしれないがあくまでもバトンはプランの1つであり、毎回狙って強い行動ではないことを念頭に置くべき。トリル下の貴重な1ターンを消費してでもバトンするかどうかは常に吟味する必要がある。実際にバトンする試合は3〜4割くらいで、状況次第では壁を貼った後白バドを通さずウーラオスから入ったり、積まずにトリルから即素引きウーラオスをすることもある。まあ「バトンできること」が広く相手に対応する上で重要なので、バトンが弱い訳ではない。状況に応じて柔軟に立ち回ることが重要。

選出②:

 基本的には壁→ミライ展開orウーラオスで殴る→死にだしからもう一方で詰める形。ミライの技選択が難しいが、HP有限であることから無闇に積むよりも体力が多く残るように立ち回った方が良い。

選出③,選出④:

 壁展開→バウッツェル移動→バトン。欠伸絡めながら移動してバトン。面倒な対飛ばしホウオウに関して、そもそも飛ばしホウオウはバウッツェルに打点が無いことも多いので、バトンを見せない限りは毎サイクルで徹底してバウッツェル対面即ホウオウ引きされるような事はないはず。欠伸も絡めれば、どこかで移動一回を積む隙くらいは見せてくれるかなと思う。最上位だとだとそうもいかないかもしれないが。

選出⑤:

 毒菱撒かれると展開辛いので眼鏡ダイナよりも毒菱ケアした方が良いかも。ミライドンとガチグマの挑発リレーで特殊の役割集中を行う。

 

キツいポケモン

・眼鏡妖テラバ黒バドレックス

 基本ロンゲ黒バド対面は挑発から打つが、波動を感じた時は壁から入った。ただし、バウッツェル選出してたら壁から入ったとしてもかなり詰み。

・ステロ撒菱ディンルー

 ステロ撒菱→炎or水テラス飛ばしってされるだけで普通にしんどいです。何なら飛ばしガチャで白バド引いたら負け。

・地割れチョッキディンルー

 地割れの一貫を切れない構築の特大欠陥。バウッツェル選出では、大抵の場合ミライで死ぬ程頑張って立ち回れば試行回数を2回以下に抑えられる事が多いが、こちらはミライドンに当たると即負けなので勝率は49%or70%。渋い。

 

 

結果

※左は最終レート、順位は8/1の0:00時点

定期試験あるのに現実逃避ランクマやってました。

なんとこのロム、50戦やってません。最終日戦績はr1822からスタートの17勝5敗。地割れはそこそこ避けたし、流石に運が良かった。

 

最後に

 ここまで読んで頂いてありがとうございました。今回は、運が良かったものの自分だけのオリジナル構築で最終2桁を達成できて本当に嬉しいです。使うのは最高に楽しい構築でした。やっぱりポケモン対戦は楽しんでこそですね。

 2ヶ月間もバトン白バドで遊んでたせいで頭が完全に展開構築脳になっていますが、今月こそは久々に、真面目なサイクル構築でポケモンやりたいなあと思ったりしています(NOVAの配信見てたらミライホウオウのサイクル戦がかっこよすぎて使ってみたくなってしまいました)。次は真面目な構築で記事書けるよう頑張るので、これからもよろしくお願いします。

 

【Special Thanks】

・最終日家を開けてくださったこよーてさん

・最終日一緒に潜っていた、

最終日ランクマ1番頑張ってたひょーさく

差し入れにドーナツを持ってきてくれたゆ〜きさん

僕が見落としてたキラフロルの風船を教えてくれたはまちさん

構築記事のSpecial Thanksの長さで勝負しようという謎の提案をしてくれたぱむさん

 

・PGIC本戦にシングルで出てくれるらしいぷむしん

・コカコーラ

・ブラム(ブラックムーン)

・最終日に家族共用Switchの持ち出しを許可してくれた弟

・僕のしょうもないバトン白バドの話を嫌な顔せず聞いてくれた京都大学ポケモンサークルの皆

【ポケモンSVシングル S31 最終175位】ロマンギミック -バトンを繋げ!白バドレックス-

 

こんにちは!京都大学ポケモンサークル2回生のソウタです。今回はバトンタッチ白バドレックスという新型?(おもちゃ)を使ってかなり良いところまで行けたので、構築記事を書くことにしました。自分でも、こんな様子のおかしいポケモンしかいない構築でここまで勝てたことには驚いています。とはいえ、楽しい構築ですので最後まで読んで頂けると幸いです。

使用構築

※レンタルおいておきます。強いかは別として、バトンが決まるとめっちゃ楽しい構築なので、バトンで気持ち良くなりたい方は是非使ってください!

※構築について何か質問等がございましたらX(@soyuta369)までお申し付けください。

 

構築経緯

 バトン構築を使いたい。

 バトン構築と聞いて、だれしも最初に思い浮かぶのは、ドーブルバトンだろう。しかし、ドーブルで積極的な運ゲーするのは僕の性に合わないし、そもそも僕はポケモン対戦をしたいので別のバトン構築を考えたが、ここである致命的な事実に気づいてしまった。レギュGにおいて、ドーブルバトン以外のバトン構築は全く結果を残していないのである。これは、この環境においてバトンという戦術は弱く、淘汰されてしまったことを意味している。そりゃそうだ。イカれた火力を持つ禁伝や準伝の大怪獣バトルが繰り広げられる中で、高々バシャーモやクエスパトラ如き一般ポケモンが大した積む隙を貰えるわけがない。禁伝でバトンしようにも、バトン先は一般ポケモンに限られてしまう上、軸を通せない相手に対して選出パワーを大きく落としてしまうことになる。

 しかしながら、今はレギュI。禁伝を2体使えることによってのみ成立しうるバトン構築ならば、まだ開拓の余地があるかもしれないと考えた。つまり、禁伝から禁伝へのバトンである。

 そこでまず、バトン先としてパワーを得た状態で召喚することで神になれそうな禁伝を探した。

 

  ①受けポケモンすらも貫く圧倒的パワー

  ②多少の事故をも乗り越えられる耐久

  ③搦手に対する耐性

 

 これらを有するポケモンとして、EF込みでの圧倒的火力をもち、挑発採用によりディンルーやドオーなど苦手なポケモンも込みで全てを貫けるミライドンをバトン先に選んだ。ミライドン自身が積む必要がないことでEFターンを温存できるため、従来の壁ミライドンの課題だったEF切れ問題を実質的に解決できることも強みに感じた。

 次にバトン役の禁伝であるが、バトンタッチを覚える禁伝は黒バドと白バドのみだったので、このうち圧倒的耐久により積みターンを稼ぐ性能、AC両上昇させられる弱点保険との相性の良さ、1ウェポンでも自らが詰め筋にすらなれる技の存在、そしてミライ白馬という並びの型の匿名性を評価し白バドを採用。白バドが積む隙を作るために壁役としてオーロンゲを採用し、補完として適当なポケモンを3匹突っ込んで以下の構築が完成した。

 

・・・・。

言うまでもなく、これは構築ですらなかった。

 

 使うのは楽しかった。なんせ、白バドの意味不明すぎる行動を前に呆然としている相手の顔を想像するだけで楽しい。ただし、人はこういった、楽しいだけの存在を構築ではなくオモチャと呼ぶ。これは純度100%のオモチャだった。勝つつもりあるんか?ってレベル。移動1回で最速黒バドを抜くために白バドを最速にした結果、火力も耐久も足りんし積んでも結局スカーフには上から殴られるし、生長という積み技はエフェクトこそ煽り性能が高いものの大したリターンを得られないカス技だった。そもそも、白バドが移動積んで生長積んでバトンまでできるくらい自由に動けている時点で、自分で殴ったほうが強いのである。

 しかし、この程度の挫折でロマンを諦める僕ではない。前回の反省を踏まえ、まずちゃんと補完のポケモンを考え、ミライドンに瞑想を入れることで白バドの生長とかいうカス技を削除、生まれた技スペースに、白バド対面で嬉々として剣舞と草分けを積みまくるザシアンを殴れる10万馬力を採用した。更には白バドのSを妥協することでバトン役の白バドの殴りと耐久性能を高めた以下の改良版(構築2)を作成した。

構築2

 

・・・・。5桁に落ちた。

 

 白バドが自分に大した利益もなく高速移動してる時点で、トリルして普通に殴った方が強い。というかそもそも、どうして僕はミライドンvs相手3匹の1vs3で対戦をしているのだろうか。そして皮肉にもこのオモチャは、白バドを選出してない時の方が勝率が良かった。悲しい。高速移動バトンがトリル白馬より強い道理がないという事実を突きつけられた…。

 

 だーーーがしかし!

 

 この程度の困難で折れる程、僕のバトンに賭ける信念は弱くない。意地でもバトン白馬「構築」を組んでやろうと意気込んだ。

 まず先程の虚しい事実をもう一度見つめなおした。なぜ白バドを投げれない時に勝てたのか。そこで壁下の挑発瞑想ミライドンが、受け構築やコライドン・ザシアンが居ない構築にあり得ない程の刺さりを見せていた事に気づいた。そして、その対応範囲は意外と広かった。せっかく白馬が勝てなそうな奴にクソ強い1つの軸があるのだから、これを利用しない手はない。

 ここで白馬バトンの目標は、「全てに勝つ選出」から、「ミライドンだけでは勝てない残りのスタン系構築に勝つ選出」に変わった。

 そこでもう一度今までのバトン白バドを振り返ってみた。構築が弱かった最たる原因は、どう考えても白バドがバトンするためだけに動いていたことだったので、白バドに剣舞+トリルを採用し、あくまでも白バドを通す動きを行いつつ、白バドを通せない時の1つの選択肢として、トリル下のバトンから最強の物理ポケモンを召喚するという新たなバトンの活用方法を考えた。こうすることで白バドを強く使えるため、バトン先のポケモンのみに依存しない。ミライドンとは噛み合わなくなってしまったので、同時選出は諦めることにした。

 ここで重要になるのは、バトン先のポケモンにどのような役割を持たせるかということである。つまり、白バドがバトンをするための「正当な理由」が欲しい。白バドというポケモンの性質上、理由無くバトンするくらいなら当然自分で殴った方が強いのだ。よって、白バドが勝てない相手に対し、バトンからそいつをガン起点にして裏まで貫くプランを欲した。じゃあ白バドが勝たない相手とは・・・?

 

・・・・・・・・・。

そう、、グライオンである!

 

 ならば適切なバトン先とは。白バドが苦手な積みや壁、そして諸々の「ポケモンじゃない奴」に強く出られる連撃ウーラオスを採用した。

 ここで、「わざわざバトンしなくても、グライオン白馬対面でウーラオスに素引きすれば良いじゃない」と思う人がいるかも知れないので、これに対する苦し紛れの反論をしておく。

 グライオンは、多くの場合コライドンと一緒に居るのだ。通常、ウーラオス投げてグライオンが出てこなかった場合、ウーラオスはコライドンのせいで干からびて腐ってしまう。それでもコライ+グライにウーラオスを投げられるだろうか。

 ところがここで、白馬にバトンがあればどうだろう。バトンによってウーラオスはムキムキになり、日照りすらもろともしない火力を手に入れる。なんと、+6状態の鉢巻水テラス連撃ウーラオスは、水流連打で晴れ下のH振りコライドンを1パンできるのだ!つまり、勝ちを確信してまもみがを繰り返すグライオンを前に白バドで3回剣舞を積み、「こいつグライオンで詰んでるのに何してんねん」と嘲笑うそいつを逆に嘲りながらトリルバトンすれば、相手は最強の連撃ウーラオスが召喚される様子を呆気に取られて見つめることしかできなくなるのである!後は残りのトリル3ターンで、相手3匹を貫通して勝ちという極めてイージーな試合へとなれ変わる。

 とまあこれは机上論で、実際こんなに上手く行く事は少ないだろう。しかし、真面目な話、コライドン+グライオンに選出を歪まされないことの方が重要だ。つまり、バトンによってグライオン入りに白バドを選出する理由づけができると同時に、コライ軸に連撃ウーラオスを選出する理由づけができるのである。グライオンに選出を歪められないことこそ、白馬バトンの真髄?かもしれない。え、、挑発グライオン?いかさまダイス?…。ナニソレオイシイノ?

 

試運転してみたところ、思いの外かなり強く、何なら挑発グライオンが居てもバトンが決まることに気づいて結構勝てたのでこれを軸とし、新月杯には以下の構築をもって4位まで上がれた(なお、変態型ミライドンが刺さっただけで予選の白馬選出率は20%だった模様)。

ここでの課題として、白馬トリルの選出がオーロンゲ+白バド+ウーラオスに固定されており、ウーラオスが通らない構築に白バドを投げにくいことが窮屈だったため、ウーラオスを投げたくない時のオーロンゲ+白バドの@1として、トリル下でバトンしてもしなくても強い、何ならトリル無くても対面駒として扱える突撃チョッキ原種ガチグマを採用した。ウーラオスの火力も何か絶妙に足りなかったのでチョッキを鉢巻に変えた。

また、この基本選出、ミライドンを組み込めないにも関わらず、やってるのは剣舞バトンと物理で殴ることだけであり、ヘイラッシャをはじめ天然勢をあまりに舐め腐っている。かといって、ヘイラッシャがコライドやザシアンのようなちゃんと強いポケモンと一緒に居る時に、あんな弱い者虐め特化型のミライドンだけで頑張るのも無理な話だ。従って、そのような構築のコライドンを相手する時にミライドンと同時選出する用として、ゴツメペリッパーを採用し、構築が完成した。黒バド+コライorザシアン+ヘイラッシャみたいな奴はどうせ選出足りないので、ヘイラッシャなんて出てこないだろうと割り切った(願望プレイ)。まあ出てきそうな顔してるかは構築の顔色を窺って判断することにした。

 

 

・コンセプト

 

①バ☆ト☆ン☆白☆馬

グライオンに選出を歪まされない

 

個体紹介

ミライドン@食べ残し

特性:ハドロンエンジン

性格:ひかえめ

テラス:こおり

実数値:207(252)-94-121(4)-187(116+)-138(20)-170(116)

技:パラボラチャージ/テラバースト/めいそう/ちょうはつ

調整意図・目安

H:特化

S:遅いミライドン、コライドンや、移動1回で最速黒馬抜きのミライドン、ザマゼンタの上を取れる程度

C:できるだけ高く

※Dの20振りは初期調整の名残りなので意図は無い

 

 様子のおかしいポケモン①。

 このポケモンの主な役割は「受けや低速の展開構築の破壊」と「選出圧力」である。この構築では白バドウーラオスのバトンが基本選出である都合上、相方の禁伝は極論何でも良いのだが、ここで最も相手の選出を良い方向に歪められるのが、白バドと攻めの補完に優れるミライドンである。ミライドンが居ることで、相手は白バド対策一辺倒な選出を行うことができないため、白馬選出で出てきたら詰みともいえる水オーガポン、ヘイラッシャなどは実際に出し渋られる事が多く、逆に白馬選出でカモにできるテツノワダチを呼びまくるなど、このポケモンの選出圧力としての強さをかなり実感した。

そして、選出圧だけに禁伝枠を割くのは勿体ないということで、軸で面倒な受け系統やカイオーガ・日ネク・白バド絡みの相手を壁のサポートを受けつつやってもらうことにした。

「挑発」+「瞑想」を採用することで、特にこれらのポケモンや非ポケモンを虐める性能は格段に上がり、ミライ白バドや受け構築には、ミライドン一匹で試合を終わらせる事が多々あった。

 従来の壁ミライドンと比べ、高速移動を切っているが、一般に高速移動が有用に働く禁止伝説はコライドン、ザシアン、黒バド辺りであり、裏を返せばこれらのポケモンがいない構築に対しては瞑想+2ウェポンのみで従来の壁ミライドンと同じパワーを引き出せると考えられる。ここに相手の展開を阻害できる挑発を組み込むことで、むしろこれらがいない構築に対して非常に強力になれた。

 白バドとミライの型は両者共にテラス依存度が非常に高く、端から白バドと同時選出するつもりは毛頭無かったので白バドとのシナジーとか全部無視して技範囲を1匹で完結させられる氷テラバーストをサブウェポンに採用。ドオーやゴリランダーもミライドンで見なければいけない都合上、他のテラスを考慮する余地は無かった。まあそんな事を知る由もない相手からしたらビックリテラスにもなったのだろう、ほぼ考慮されなかった。ミライドンの耐久がカツカツすぎたのと、回復ソースが少ないことから持ち物は食べ残しとした。ミライドン自身の性能とはマッチしないものの、挑発とか瞑想を押している間に結局長時間居座ることになるので、食べ残しはとても活きた。実際、食べ残しでなければ受けルの地面テラスラッキーに地球投げで押しきられて負けることも考えると、正解だったと感じる。

 

バドレックス(はくばじょうのすがた)@オボンのみ

特性:じんばいったい

性格:いじっぱり

テラス:炎

実数値:207(252)-209(36+)-195(196)-104-153(20)-63

技:ブリザードランス/つるぎのまい/トリックルーム/バトンタッチ

調整意図・目安

A:11n, H振りザシアンを+2ブリザードランスで余裕をもって確定2発

HB:鉢巻意地A特化ウーラオスの水流連打+テラス水流連打の瀕死率がオボン込みで43.21%

ザシアンの意地A特化巨獣斬を37.5%で耐え

D:余り

 

様子のおかしポケモン②。高級すぎるバトン役であり、同時に壁下のエースでもある。勝てない相手には舞うだけ舞った後潔く背を向け、後ろのウーラオスやガチグマに能力上昇を引き継ぐ。ブリザードランスが強すぎて、一度剣舞を積めばザシアンすらも確2を取れるためサブウェポンはそれ程必要ないと判断した。むしろ、炎テラスを見せると普通の思考なら「ラスト1ウェポンはバトンか〜」なんてなるはずがないので、勝手に10万馬力をケアしてくれて勝てたりする。持ち物は、最初は弱点保険とかいうロマンアイテムを持っていたが、相手依存すぎるのが汎用性に欠けると感じたのと、鉢巻連撃ウーラオスに確2取られると水流連打を打たれてるだけで試合が終わるのがしょうもなさすぎたのでオボンとした。Bに厚く振ることで、白馬対面で初手から水テラスを切ってくる男気鉢巻ウーラオスの水流連打は2耐えしないものの、初ターンでテラスを切らず、オボン食ったのを見てから2ターン目で水テラスを切ってくる優柔不断鉢巻ウーラオスの水流連打は乱数50%以上で耐えられるようになり、本来不利な鉢巻ウーラオス対面からでも剣舞→トリル→バトンから+2水テラス鉢巻ウーラオスの三タテ劇場を始められる。

テラスに関して、

①ザシアン(鋼、妖)等倍以下

②コライドン(炎、闘、竜)等倍以下

③黒バド(霊、超)等倍以下

④パオジアン(氷、悪)等倍以下

にしたかったので炎、水、電気のどれかになり、ウーラオスの水流連打に耐性をつけられる水にしたい気持ちはかなりあったが、黒バドの草技やミライドンの電気技が普通に痛いのと、バトン先のウーラオスやガチグマと技が一貫し過ぎて噛み合いが悪いと感じたため炎にした。等倍範囲が広い電気も魅力だったが、コライドンのフレドラが等倍でも普通に痛く、また相手には電気テラバーストよりも10万馬力を警戒させたいことが多かったのでやめた。

 Sラインはディンルーの上をとっても下を取っても裏目となる場面があったが、ロンゲとかで削ってHPミリのオボンディンルーにカタストで削られてから退場されるのも厄介すぎるので下降補正はかけなかった。

 バトンタッチの活用場面としては大きく3つ。

①スタンに対し、+4バトンや+2(テラス残し)バトンする余裕がある場合

→+2水テラス以上の火力を出せる場合、ウーラオスがほぼすべてのポケモンに水流連打で確1を取れるためトリル3ターンで襷や行動保証、テラス択に依存しないで相手3体を殴り倒すプランを取れる。白馬で殴る場合との差別化点は、不意の守るや半減テラス、氷半減タイプのポケモンへの引き、襷などの行動保証にトリルターンを枯らされないこと。

②毒菱など、白馬が消耗させられた時に裏に能力上昇を引き継ぐパターン

③キョジオーン、グライオン、守るテラパゴス、まもみが黒馬、種々の身代わりなどトリルターンを枯らす術を相手が持っている場合

→バトンが最も活きる。白バドで積むだけ積んで、守るや身代わりを貫通するウーラオスへバトンをすると、そのまま3タテが決まることも多い。毒菱撒きが同居して白馬が消耗してもウーラオスに繋げば良いだけなので毒菱すらほぼ気にする必要がない点が、ダイス型との差別化点。また、ダイスは叩きで機能停止するのと、オボン持てなくて実質耐久が下がる点でも差別化はできる。

 

ウーラオス(連撃)@こだわりハチマキ

特性:ふかしのこぶし

性格:ゆうかん

テラス:みず

実数値:207(252)-200(252+)-120-83-81(4)-105

技:水流連打/インファイト/アクアジェット/アイススピナー

調整意図・目安

勇敢HAぶっぱ

 

トリル下で最強のポケモン。襷、守る、身代わりなどあらゆるトリル枯らし手段、白馬対策を貫けるため、バトンを決めてしまえば余程のことが無い限りは止まらない。これに加えて鉢巻かつ能力が上がったウーラオスのパワーは凄まじく、テラス択すらも無視しして強引な破壊が可能。以下に、このポケモンの楽しすぎるダメ計の一例を載せておく。

 

+2テラス水流連打でH振りミライドン、H振り半減テラスザシアンを確1

+3水流連打で無振りテラパゴスをテラスシェル込み確1

+6テラス水流連打でH振りB補正のみの半減テラスキョジオーンを、身代わり有りHP満タンの状態から確定1発

+6テラス水流連打で晴れ下H振りコライドンを確定1発

 

 トリル下でウーラオスが動けるのは、最大3ターンであるため、バトンするプランでは基本的にこの3ターンで相手3匹を倒す必要があるが、ここにおけるふかしのこぶしという特性、水流連打の襷・ランク変化貫通性能は本当に最強だった。

 トリルバトンからのウーラオスは毒菱+まもみが系統を破壊できるのは勿論の如く、それだけではなく実は+2鉢巻テラス水流連打だけで、スタン系構築に存在する大抵のポケモンを半減テラスでも貫いてワンパンできる。つまり、コライドンが居ない構築ならば、白バドが非テラスで剣舞→トリル→バトンと動けるだけで、ウーラオスがトリル下で先制技で倒されたり、遅いポケモンに上から倒されない限りはほぼ勝ちが決まるのだ(実際には黒バド引きアンコールや威嚇などケアすべきことも多いため、そう頻繁に上手くいく訳ではない)。この強みを最大限活かすため、トリル下でどうしてもホウオウ、カイオーガ、テラパゴスの上を取りたかったのでSに下降補正をかけた。これにより、ウーラオスより遅くてかつウーラオスに弱点を突けるポケモン自体環境にほぼ居なくなり、ウーラオス三タテの再現性を大きく向上させた。実際にこれは大正解でバドパゴスやザシオーガをトリル剣舞バトン+鉢巻ウーラオスで破壊しまくった。S個体値最高なので無振りテラパゴスと同速になってしまうのだが、S個体値の低いウーラオスなんて用意あるはず無いし今後も二度と使わないだろうから厳選をサボった。結果的にはテラパゴスにトリル下で上を取られたことは一度も無かったので助かった。

 技は水流連打とアクアジェット以外ほぼ打っていないが、残りは最高一致打点のインファイトと、一応カイリューレックウザをバトンなしでも殴れるようにアイススピナーを採用した。

当初はチョッキウーラオスを使ってたものの、鉢巻の火力に気づいてからは病みつきになってしまった。黒バドをトリル下でワンパンできるのは流石に強い。

 

ペリッパー@ゴツゴツメット

特性:あめふらし

性格:わんぱく

テラス:フェアリー

実数値:167(252)-63-167(252+)-116(4)-90-85

技:とんぼがえり/ウェザーボール/おいかぜ/はねやすめ

調整意図・目安

コライドンを受けるためHB特化

 

大嘘ポケモン。めっちゃ諸説枠の顔をしていて諸説枠。①コライドンをある程度安定して受けられる+殴れる②有限じゃない③対面操作ができる④浮いてる⑤ヘイラッシャに弱くなさそう

で検索をかけるとこのポケモンしかヒットしなかった。採用理由は本当にそれだけ。地面の一貫を切れるのと、オーロンゲと合わせてコライドンの一貫を完全にきれるのはかなり評価していた。加速された後とか、ペリッパーでコライドンを倒しきれない時にミライドンで処理できるよう追い風を採用したが、一度しか使ってないし一度も活きていない。間違ってないとは思う。テラスはフェアリーだが、このポケモンにテラスを切ってるようでは勝てる訳ないのでほぼ切らなかった。

あまりに諸説過ぎたため何度か抜こうとしたが、地味に諸々の一貫を切ることができており、構築単位でのシナジーを考慮すればこれ以上にまともなアイディアが僕には思いつかなかったので、最後まで続投した。終盤のコライルナ爆増を受けてまあまあ選出の機会はあった。因みに、ペリッパー+ウーラオスシナジーが一見できているようにみえるが、ウーラオスがS下げてるせいで結局追い風しても最速黒バドの上すら取れないため、本当に一度も同時選出していない。何だこのポケモン

 

オーロンゲ@ひかりのねんど

特性:いたずらごころ

性格:しんちょう

テラス:ゴースト

実数値:201(244)-141(4)-106(164)-103-115(76+)-83(20)

 

技:ソウルクラッシュ/リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ

 

調整意図・目安

HD:ミライドンの特化EFイナズマドライブを壁下で93.75%で耐える

HB:意地特化鉢巻ウーラオスの水流連打99%耐え

S:ミラー意識

 

軸。ミライドン選出でも白バド選出でも投げたため、ほぼすべての構築に選出した。基本的には語ることのない一般のオーロンゲだが、ミラーで上を取られて裏の白バドに挑発やらイカサマやらを入れられる展開が嫌だったのでSを伸ばした。挑発を押すか、壁を貼るか、それとも殴るか、或いは相手の壁枯らしにどう対応するかなど、技選択が意外と難しいポケモンだと感じた。オオニューラやムゲンダイナ、ブリジュラスとの壁挑発択は本当にしょうもないが、基本的にはされるとよりまずい方を対処できるように技選択することを心がけた。(例:初手ムゲンダイナ対面、裏ミライドン→毒菱を絶対撒かれたくないので挑発優先、裏白バド→最悪毒菱を撒かれてでも壁貼りたいので壁優先)

 

ガチグマ(原種)@とつげきチョッキ

特性:こんじょう

性格:いじっぱり

テラス:フェアリー

実数値:237(252)-211(252+)-125-58-101(4)-70

技:あばれる/じしん/じゃれつく/かみくだく

調整意図・目安

HA特化

 

トリル下での対面性能を高めたヒンメル。バトンと組み合わせる事も考え、等倍範囲の広く、タイプ一致で火力を出せるノーマル技を採用したかったが火炎玉を持ってない以上空元気を使えないので、あばれる(ノーマル技,威力120)というほぼ誰も知らないであろう技を採用した。すてみタックルとの選択だったが、反動が痛かったのでこちらにした。

あとはタイプ一致安定打点の地震地震と攻めの補完に優れるじゃれつく、テラスの無い黒バドへの打点として噛み砕くを採用。サンダーダイブは若干の火力不足と、デメリットを考えて採用を見送った。テラスは耐性テラス+じゃれつくの火力上昇のためのフェアリー。ノーマルにして、あばれるのリーチを伸ばすのにも一考の余地がある。

白バドと攻めの補完に優れるためトリル下でガチグマを通す動きはシンプルに強かった。が、バトンでトリル下の貴重な1ターンを消費するくらいなら白バドで殴った方が良い場面が多く、結局バトンはあまり使わなかった。

 

選出

①基本選出

オーロンゲ+白バド+ウーラオスorガチグマ

相手にヘイラッシャ、ラウドボーン、チオンジェン、ルギアがいない場合、基本的にこの選出を行う。不意の身代わりに対応できるよう、大体はウーラオスを選出していた。特に相手にウーラオスがいる場合はガチグマだと試合崩壊するのでウーラオスを選出する。対ウーラオスに関して、白馬が対面から非テラスで剣舞トリルバトンでウーラオスに繋ぐと、相手のウーラオスは+2鉢巻テラス水流連打で1パンできるためウーラオス三タテルートを取れる。コライ黒バド、ミライ黒バドなどで明らかにガチグマの方が通りが良いと感じたときのみガチグマを選出した。

 

②対コライ+ラッシャ

→ミライドン+オーロンゲ+ペリッパー

対コライルナラッシャグライみたいなやつは大体これだった。コライ以外は基本ミライドンで見れるので、コライをペリッパーで見て後をミライドンで頑張る。

 

③対ミライ+白バド

→オーロンゲ+ミライドン+ウーラオス

本来は挑発瞑想ミライドンが無双するはず。僕が下手なせいで勝てない試合がそこそこあった。

 

④日ネク、パゴス、ルナ、白バド、ミライ、オーガ、グラードン、ダイナ、ホウオウなどから構成される構築

→オーロンゲ+ミライドン@1

基本ミライドンを通せるはず。@1はウーラオスかガチグマだが、相手のパオジアンやスカーフor襷ウーラオスを重く見るならばウーラオスを投げていた。

 

⑤対ホウオウラッシャ

→オーロンゲ+ミライドン+ガチグマ

黒バドと組まれてると割とキツいが、ヘイラッシャ選出を切りにくいため仕方なく壁ミライドン+ガチグマで選出していた。受けに寄った選出をされるとミライドンは強い。

 

※黒バドザマゼンタは、壁下の剣舞トリルウーラオスでB上昇無視して無理矢理崩す。水テラス以外は1舞、水テラスなら2舞すればザマゼンタをワンパンできる。鉄壁ボディプレスが痛すぎるが、+5までウーラオスは一発耐えてくれる。ミライザマゼンタのような構築なら、ミライドン選出もできる。

 

キツいポケモン、並び

・オボンステロディンルー

オーロンゲで挑発できずにステロ撒いてくるし、ステロ撒かれた状態で白バド対面水テラス飛ばしとかされると本当に崩壊する。カタストで問答無用にHP削ってくるのもやばい。こいつがキツいのは構築の超特大欠陥。

 

・メンタルハーブ持ち毒撒き

挑発無視してくるのやめてください。ミライドンに毒入ったら展開厳しい。

 

・挑発コライドン、挑発ガオガエン、アンコールアシレーヌなど

ブリラン半減+挑発アンコールがシンプルに辛い

 

・ザシアン+ヘイラッシャ、ルギア、チオンジェン

どの選出もしづらくて厳しいが、ザシアン+ヘイラッシャなら割り切って白バドを投げていた。

 

●構築の改善案

 補完2枠はかなり可変であるため、ヘイラッシャに選出を歪められないバトン先としてオーガポンを採用する、またコライ受けペリッパーの枠を、もう少し対コライルナに特化させたポケモンにしても良いかもしれない。

 

結果

TN とうもころし 最終175位 R1953

TN そゆた    最終457位 R1877

 

 最終日開始地点2ロム1800と1850とか。何なら3日前時点で1800すらなかった。毎月毎月最終日にレートを一気に盛るのも疲れるから、もう少し序盤から集中して頑張るべきですね。まあ今月に関しては構築が欠陥すぎるので、僕程度の実力ではこれくらいの順位がだいぶ限界に近かったと思います。ちゃんとした補完枠を発見出来たらもっと勝てそうだけど、多分もう壁構築は使いません。急所の試行回数を稼がれまくるうえ、一回急所に当たっただけで即負けになるのは弱すぎるしメンタルに悪い。

終わりに

 ここまで読んで頂きありがとうございました。当初思い描いていた禁伝×禁伝バトンは叶いませんでしたが、やりたいことやってそこそこの結果を出せたのは満足しています。最終日2ロム19からはプレイングも雑になる程度には体力が足りず、上位の方々との対戦では明らかに構築でも実力でも負けており、自分のポケモン下手さを痛感したので、さらに上を目指せるようもっともっと実力を磨いていきたいと思います!

 

【Special Thanks】

最終日に家を開けてくれたゆ〜きさん

一緒に潜っていた

こうが、shun、こよーてさん、きてふわさん、ぱむさん、ouncerさん

 

 

【ポケモンSV S30 最終260位】選出誘導白バドミライ

 

こんにちは。京都大学ポケモンサークルのソウタです。今回は、結果は振るいませんでしたが構築の使用感はかなり良かったのと、レギュI初シーズンということもあるので自分の記録用も兼ねて記事を書こうと思います。何かと欠陥が多いとは思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

 

使用構築

技配置、修正。この技配置に文句のある方は@soyuta369までお申し付けください

 

 

構築経緯

 レギュI環境においても最強の単体性能を有し、刺さっている構築に対して明確に強みを押し付けられるトリル鈍い型白馬バドレックスを軸に決めた。相方の禁伝には、白バドと攻めの補完が良く、何より積み白バドの天敵・ヘイラッシャに対して非常に強力であることを評価してチョッキミライドンを選んだ。白バドを展開するための起点作成を行えるポケモンが欲しかったため、挑発甘えるマジフレ型のブエナハバタクカミを採用した。ハバタクカミがスカーフ黒バドに対して役割を遂行できないため、初手スカーフ黒馬でカミが出落ちした際にこれを起点にできるよう白バドをノーマルテラスにし、コライドンやザシアンを殴れる10万馬力をサブウェポンに据え、この3匹を基本選出とした。

 最終日前日まで、この3匹+補完3匹で戦っていたが、結論から言うとこの基本選出、何にも勝たないということが発覚した。そこで、基本選出の欠陥を洗い出していったところ、

➀ミライドンの対物理における対面性能が低く、スイーパーとして運用しにくく、不利対面をとった場合に引き先がいないため初手置きもしづらい

②白バドのノーマルテラスが、黒バド対面以外であまりに弱すぎる

の2点で明らかに弱く感じたので、これらを改善できるよう組み替えた。

 まず、白バドをノマテラにしない限り初手のスカーフ黒バドに勝てなくなる初手ハバタクカミは論外だと分かったのでゴツメトリルミミッキュに変更。次に➀に関して、ミライドンは対面的な動きが苦手なものの、「選出できない」ことはせっかくの攻めの補完を活かしきれないと考えた。そこで、行動保証によってスイーパーとしての性能・多くの相手を削る性能を最大限高めることのできる襷をミライドンに持たせることで、テラス依存度の高い白バドとの同時選出を可能とした。

 これで基本選出は概ね完成。しかし、この状態では抜き性能の7割が白バドに依存している。従って、ここからは”白バドが勝たない相手”に勝つ補完のポケモンを考えた。

 それでは、白バドが勝たない相手とは何だろうか。最も勝たないのは、「まもみが」を行ってくるポケモンだった。中でも厳しく数が多いのは、グライオンである。よって、ここにガンメタを張ることにした。1つのメタの貼り方に、Gマタドガスなど露骨な対策ポケを入れて選出を抑制することがある。しかし、あまりにメタが露骨すぎると相手も選出を警戒し、むしろ選出択になってしまう。グライオン対策を選出せず、相手のグライオンが出てきたり、こちらがグライオン対策を選出したのにグライオンが選出されず、2vs3で対戦をするのはあまりに分が悪い。

 そこで、全く逆の対策を考えた。グライオンを、選出させればいいのである。「相手の構築グライオン刺さってね?」と思わせてグライオンを誘い出し、汎用的かつ見えないメタで無力化することで3vs2の構図を作る。そしてこれだけでは飽き足りなかった僕は、ガン起点にして裏まで貫くプラン(通称:ぐらいおんホイホイ)を考えた。まず、型次第ではグライオンで相手できそうな顔をしているオオニューラをエレキシード型で採用。飛行テラス+挑発+剣舞によってグライオン使いを地獄に叩き落す。しかし、これだけでは行動保証持ちがいるだけで全抜きできなくなる。そこで次に、ステロ撒きを探した。➀ステロ撒き+対面操作+挑発ができる、②浮いてる、③グライオンには別に強そうな顔をしていない点を評価してオボンのみ霊獣ランドロスを採用。これで、ミライドンに毒が入らないことだけ気をつけ、ランドロスとミライドンでステロ撒きつつクルクルして、グライオンで詰んだ人のふりをしながら満を持してオオニューラ着地→全抜きという完璧?なプランが出来上がった。オオニューラ以外も、ランドロスは挑発があり、ミライドンは打ち分けできて、最悪オオニューラ無しでもどうにかなるので、まさにグライオン無力化を体現している。瞑想ルナアーラに隙を見せないように、ランドロスはHDの挑発採用とした。

 ここまでできつかったのが「ステまきディンルー+吹き飛ばしホウオウ」や相手の白バド、テツノワダチが入った構築がだった。頭を悩ませていたところ、「ステロディンルー+吹き飛ばしホウオウ」には、水技の一貫がすごいということを先輩のきてふわさんが教えてくれたことを思い出した。従って、これらに対しては高火力の水打点で破壊することを考えた。しかし、環境上位の水タイプのポケモンは、見かけ上グライオンに強い。唯一、ヘイラッシャを除いて。ヘイラッシャならば、選出画面ではグライオンの餌Bとして働き、現状構築で重めのパオジアンやテツノワダチ、ディンルー、霊獣ランドロスに対する引き先となり、なんでも一発耐える高耐久を有し、鉢巻を持たせればホウオウディンルーも白バドも破壊でき、加えてトリルとの相性も抜群だ。こうして鉢巻ヘイラッシャを採用し、構築が完成した。見た目的に宿り木白馬とも取れるため、さぞグライオンと毒菱が釣れることだろう。

 

個体紹介

白馬バドレックス@食べ残し

特性:じんばいったい

性格:ゆうかん

テラス:電気

実数値:207(252)-222(132)-179(68)-94-157(52)-63

技:ブリザードランス/テラバ―スト/のろい/トリックルーム

調整意図・目安

調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。

※無断転載のためご指摘あれば削除させて頂きます。

 

 トリル化の対面性能は化け物。グライオンの餌A。最終日前日まで10万馬力で採用していたが、白馬を投げられない構築にカイオーガがいない(=投げたい構築にカイオーガが多かった)、構築単位でミライドンを舐めていること、また終盤10万馬力採用が増えた影響か、10万馬力がケアされてむしろ電テラバを切った立ち回りをされがちになっていると感じたため、最終日に電テラバに変更した。+1の10万馬力でもH振りザシアンは落ちないことも理由の1つだったが、結果として地テラザシアンに一生怯える羽目になってしまった。

 鈍いとトリルのどちらから入るかやトリルターンの管理など、使用にはかなりの練度が必要であり、僕は全く使いこなせる段階までいけなかった。

 終盤はグライオンや毒菱を見て選出を渋る機会が多く、練度も低くて信用できなかったので選出率は4、5位くらいだったが、選出画面での圧力は凄まじく相手ほとんどがミライドンよりも寧ろ白バドを意識した選出をしてくるため、サブ選出を通すうえで大きく貢献してくれていたように思う。鈍いのPPはミラーでのアンコールケアで増やさないべし。

 厳選サボってるのでS個体値最高。結果、最遅アカツキガチグマにトリル下で抜かれて最終日負けた。今月中には最遅バドレックスを厳選することを心に決めた。

 

ミライドン@気合の襷

特性:ハドロンエンジン

性格:臆病

テラス:ノーマル

実数値:175-94-121(4)-187(252)-135-205(252)

技:イナズマドライブ/りゅうせいぐん/ミラーコート/めいそう

調整意図・目安

CS特化

 

 一見意味不明すぎる型であり、技同士のシナジーも支離滅裂であるが、本構築のMVP。驚異の選出率100%。3タテ、2タテを量産する、想像の5倍以上の強さを持つポケモンだった。

 このポケモンの最大の強みは、「認識のズレ」と「初見殺し性能」である。以下に挙げると、

・速いミライドンは「こだわり型」が多い

・ミライドンは一般的に変化技がない+拘り確認のため対面で守るが安定

・ディンルーに弱点をつけるテラス、或いは電気テラスが多い

 こうした固定観念が、ミライドンというポケモンには強く存在する。この型は、それらを全てひっくり返したことが最大の強みとなった。グライオンやキョジオーンの守るに瞑想を合わせれば受け不可能な火力の流星群を押し付けることができ、型を誤認した相手を幾度となく破壊した。

 襷という持ち物は、ミライドンをテラス前提でなく圧をかけられるポケモンへと変貌させ、本来テラスを切るべき対面でテラスを切らなくても済む点が135族ミラーの噛み合い、初手の噛み合いを制する上で非常に強力だった。

また、チョッキや拘りアイテムを持っていないことで、受け系統相手に超火力+打ち分け+変化技を押し付けられるのも強かった。

 ラスト1ウェポンのミラーコートは素の火力も相まってケアしづらい点、ルナアーラやテラパゴスを特性ごと貫通できる点、壁黒バドに勝ちうる手段となる点から採用したが、これがよく決まり多くの相手に初見殺しを行った。瞑想を積んだルナアーラなど本来突破不可能なポケモンにすらも勝ててしまうのが非常に強力だった。ミライドンミラーにおいては、襷ミラーでない限りはこの技によって最強になる。テラスを切らせたうえで対面突破することも何度かあった。

 挑発+ミラーコートなら瞑想を積んでくるポケモンに対してより強固になり、受けにも一部強くなるため瞑想→挑発に変えるのにも一考の余地がある。

 

ミミッキュゴツゴツメット

特性:ばけのかわ

性格:ゆうかん

テラス:ノーマル

実数値:143(100)-143(156)-132(252)-63-125-90

技:じゃれつく/のろい/ちょうはつ/トリックルーム

調整意図・目安

https://mizumo-yadon079.hatenablog.com/entry/2025/04/04/224308

調整はこちらの記事を参考にさせていただきました。

※無断転載のためご指摘あれば削除させて頂きます。

 

 無難に強かった。挑発は、裏のミライドンと白バドがステロで機能停止してしまうことから、ディンルーに打つために採用した。これは正しかったと思うが、影打ちを切ったせいで負けた試合もあった。

 トリルを張って呪いとゴツメで相手を削り、白バドにつなぐことが役割。挑発されると本当に何もできなくなるため、メンタルハーブを持たせることも考えたが挑発対策のために単体性能を落とすと本来勝てる相手にすら勝てなくなると感じたため、ゴツメで採用した。

 

オオニューラ@エレキシード

特性:かるわざ

性格:いじっぱり

テラス:ひこう

実数値:159(28)-200(252)-81(4)-54-102(12)-167(212)

技:インファイト/アクロバット/つるぎのまい/ちょうはつ

調整意図・目安

A:特化

S:かるわざ発動時に最速黒バドレックス抜き

HBD:余り

 

 ぐらいおんホイホイの核。EF張った後ランドロスの蜻蛉から着地し、グライオン対面で剣舞積んで、全てを破壊することが目標。グライオンに限らず、ドオーやキョジオーン、Gマタドガスなど、白バドやミライドンを定数ダメージで嬲り殺そうと出てきたポケモンを起点に舞う動きがとても強かった。オオニューラで積むとレッカこらえるキラフロルが頻繁に流してこようと出てくるが、飛行テラス時でもフロルの無振りパワージェムを確定で耐えるため、フロルには挑発から入るのがかなり安定する(妖テラスで流されるのは相手の選出次第では負け筋)。

 毒菱の一貫を切れるのも偉く、この構築は毒菱も呼ぶため毒菱役を無力化するという意味でも活躍した。攻撃技はインファイト、アクロバットで技範囲が完結しているためフェイタルクローを切った。ルナアーラを崩すために地獄突きが欲しくなる場面は多かったが、完全に技スペースが足りなかった。また、環境最速であるというのはグライオン云々関係なくシンプルに強く、先制技を持っている禁止伝説が少ないためこの環境では非常に通りが良かったと感じた。グライオン用に選出する場合は、テラスの必要な白バドと同時選出できない点だけ注意が必要。

 

ランドロス(霊獣)@オボンのみ

特性:いかく

性格:ゆうかん

テラス:ノーマル

実数値:191(212)-187(36)-111(4)-125-132(252)-90※s個体値9

技:とんぼがえり/じしん/ステルスロック/ちょうはつ

調整意図・目安

H:16n-1

D:補正なしで特化

余りA

ルナアーラの無振りシャドーレイがオボン込み99%で3耐え

 

 主にステロを撒きたい場面で選出した。ミライドン、オオニューラと同時選出する機会が多かった。このポケモンを選出する場面のほとんどがグライオン入りや毒サイクル、ホウオウサイクルである都合上、ほぼずっと毒か火傷状態だったので定数ダメージが最小となるようにHPを調整した。

 耐久調整とSラインは、以前使ってたものを最終日に急遽流用したため非常に雑になってしまった。特に、S個体値を中途半端に下げていることで無振りチオンジェンと同速なのが本当に終わっていた。抜くか抜かれるかにすべきである。余りのA振りも役割の都合上あまりメリットはないので、耐久に振り切るべきだった。

 テラスは、構築全体として黒バドが重くなりがちなので、緊急回避用のノーマル。

 

ヘイラッシャ@こだわり鉢巻

特性:水のベール

性格:いじっぱり

テラス:じめん

実数値:231(44)-167(252)-136(4)-76-100(116)-67(92)

技:ウェーブタックル/じしん/かみくだく/げきりん

調整意図・目安

H:8n-1

A:特化

S:4振りディンルー抜き

D:ミライドンのEF下控えめC特化流星群を81.25%耐え

 

 様子のおかしいポケモングライオンの餌B。変なポケモンではあるが、構築のあらゆる部分と強いシナジーがあり、最終日前日にこのポケモンを思いついたときには構築のラストピースがきれいにはまった感覚がした。主にホウオウディンルーやワダチを処理する役を担う。ホウオウ軸にはほぼ負けないレベルで強いうえ、それ以外にも普通に強く、パオジアンを重く見たい場面や白バドを大きく削りたい場面などによく選出した。ホウオウ対策ということで、聖炎火傷に耐性をつけるため特性を水のベールで使用したが、特性発動機会は驚異の0回(1回だけ聖炎を食らう機会があったが焼けなかった)。一方で対面から何故か剣舞を積んできた未来視パオジアンに破壊されたりしたので、全くもって天然で良かった。

 テラスは地震の火力増強+どうしようもない時ミライドンに切れる地面テラス。1回だけ切った。

 白馬のトリルとの相性も良く、カイオーガ軸などに投げると、トリル下でとんでもない火力のウェーブタックルを上から打ち続ける化け物になったりする。

 完全に想定通りの活躍をしてくれたので補完枠としては申し分なく、むしろ補完枠たり得ないほどの高い選出率となった。

 余談だが、ディンルーをウェブタで9割持っていく様は最高に気持ちが良いが、ディンルーを突破した頃にはステロ撒かれたうえ、気づけば体力が半分になっている。気持ちいいだけ。最早ディンルー相手にそれだけの被害で済ませられることを評価すべきなのだろうか。

 

選出

●基本選出

ミミッキュ(初手)+白バド+ミライドン・・・3割

 主にザシアン+黒バド、コライ+黒バド、コライ+カイオーガなどの、中でもスタン系の構築に対する選出。主としてミミッキュでトリル展開→バドで暴れる→ミライドンでスイープの流れを取る。

●ぐらいおんホイホイ・・・5割

ミライドン+オオニューラ+霊獣ランドロスorヘイラッシャ

 毒菱+コライ+ルナや露骨な毒菱展開、めっちゃ出てきそうな顔してるキョジ、フロルチオン、グライオンなどが見えたとき、その他白バドを投げにくい場合の選出。基本はランドロスを初手投げしたいが、相手の構築にパオジアンがいる場合は初手ミライドンを投げるか、ステロ不要と判断してヘイラッシャを投げる。コライやパオがいても受け一辺倒な選出をよくされたのでぶっ刺さった。

 対グライオン入りに関して、実に9割のグライオンを選出させることに成功し、そのうち8割以上でグライオンキャッチが成立し、さらにそのうち5割くらいでオオニューラの3タテが決まった。3タテまではいかずとも、多くの場合ミライドンで詰め切れる段階まで崩せるのでシーズンを通して勝率は非常に高かった。

 ちなみに、身代わりがない状態からならば襷ミライドンでも簡単にグライオンを崩せるので、相手次第ではぐらいおんホイホイを使わない選択肢もとれる。

●その他・・・2割

ミライドン+ヘイラッシャ@1(ミミッキュ以外)

 →対トリル白バド、ホウオウディンルーなど

ミライドン+オオニューラ+白バド、ランドロス+ミライドン+白バド

 →ミミッキュによるトリル展開が無理なとき(日ネク入りなど)の対面選出。

●面白そう

ミミッキュ+白バド+ヘイラッシャ

 最終日じゃなきゃ試してみたかった選出。トリル展開リレーからヘイラッシャまで繋ぐ。負け筋多そうで1度も試してないが、ミライドンガンメタみたいなポケモンがいる時に強いのでこれやってたら勝てた試合もあった。

 

きついポケモン、並び

●初手挑発コライドン

切り。初手コライミミッキュ対面は全部お祈りでトリル打つ。挑発されたら「ニトチャ打たないでくれ」のお祈りミライ引きから、非テラスで「同速勝ってくれ」「スケショ避けてくれ」のお祈りイナズマドライブを打つ。通ればワンチャンある。

●宿り木白バド

切り気味。型誤認して白バドラッシャとか投げようものなら相当辛い展開になる。そうでなくとも結構択合わせないと勝てないのできつい。

●毒毒テラパゴス

勝ち方が分からない

 

結果

TN そゆた R1966 最終260位

 

 最終日に組んだ構築案は良、構築は雑、人は弱。白馬の最遅厳選してないせいで負ける、ミント使い忘れで負ける、ミライドンのミラコのPP増やし忘れたせいで負ける、ランドロスがチオンと同速なせいで困る、etc...。最終日にこんなことやってるのはアホとしか言えない。もう少し、今の雑な構築組みを改善すべきだと実感した。今回初めて展開構築を使ったので、展開構築の扱い方、組み方を最低限理解するのにシーズンの4分の3くらい使ってしまったこともあり練度が全く足りず、テラス切り忘れとか本当にありえんプレミ連発してた。逆に言うと、これに加えて勝ち確エラー落ちとか下振れ寄りだった運とか諸々含めてここまで上がれたので、噛み合いが良かっただけかもしれないが構築のポテンシャルはあったと感じる。今月ずっと下手くそだった。ポケモン上手くなりたい。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。次はもっと勝ちます。

【ポケモンSV S29 最終35位】安定眼鏡黒馬サイクル

 

こんにちは。京都大学ポケモンサークル2回生のソウタです。今回は、人生初R2000、初最終2桁、2桁前半を達成できたのでその記念に構築記事を書こうと思います。毎回の如く構築も文章も欠陥は多いかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

使用構築

構築の顔が悪いし弱そうすぎる、、、

あと技配置キモくてすみません。技を忘れさせなくても配置を変えられることを知らなかっただけなので炎上させないでください…

 

構築経緯

 

 これは前期使っていた構築。噛み合いや相手のケアした行動を刺して勝ちにいくことを目標とした構築で、正直世に出すのも恥ずかしい光の粉黒馬とかいう化物がいる。前期はこの構築を使って最終日を戦い、マグスト・ストーンエッジ・氷柱針を連打し上振れ狙いの光の粉お祈りをやっていた。結果、そんな浅はかな上振れを期待した奴に神様が微笑んでくれるわけもなく、最終日に余裕で下振れを引いて勝ちきれなかった。そこで今月はこの反省を活かし、命中安定技を主体にして、運に左右されづらく再現性のある構築を組むことを意識した。

 前期から使用していてある程度理解度の高い黒バドレックスを軸に構築を組むことを決めた。ここからは、各禁止伝説にどのようにして勝つかを模索しながら取り巻きを選定していった。はじめに対コライドンを考える。対コライにおいて素のタイプでバドと合わせて完全に一貫を切れること取り巻きに多いハバタクカミ、イーユイにタイプ上有利なことを評価し、前期から使用していたヒードランをそのまま採用した。ただし、ヒードラン単体ではコライドンには強いものの、ハバタクカミにシャドボを打たれているだけで負けてしまうので突撃チョッキを持たせ、コライドンは妖テラバ―スト、大地の力により圧をかけていくことにした。

しかし、コライドン軸のカミ受けのためだけにチョッキ枠を割くのは勿体なく、何か別の役割も持たせたい。そこで、対黒バドを想定したときにヒードランが黒バドの主なサブウェポン(草、超、妖)を半減以下にできることに着目した。これにより、「突撃チョッキヒードラン+ノーマルテラス」という形が黒バド視点で非常にケアしづらいと考え、黒バドをノーマルテラスにし、ヒードラン+黒バド@1を対黒馬に対する基本選出とした。しかし、黒バド+ヒードランの選出は、黒バドの主な取り巻き(ウーラオス、ディンルー、カイリュー)がヒードランと対面してしまった際に不利を取りやすい。これら(特にディンルー)に対してある程度強力なポケモンとしてパンチグローブ冷パン雷パン連撃ウーラオスを採用した。

次に、対ミライドンを考える。ミライドン構築の特徴として、取り巻きのほとんどがパオジアンをはじめとした物理ポケモンで固められている点が挙げられる。このため、物理受けポケモンの処理をミライドンに一任した選出(ミライ+パオ+ディンルーなど)になりやすい。裏を返せば、ミライドンを倒してしまえば詰ませ性能の高い物理受けポケモンで相手を詰ませられる展開に持っていきやすいということである。

このため、対ミライドンではミライドン・ハバタクカミ受け+物理受けでサイクルを行うことにし、物理受けとしては交代際のミライドンに大きな負荷をかけていけるポケモンを探した。有象無象の物理(特にパオジアン・ディンルー)に対する高い詰ませ性能を保ちつつこれを満たすことができる点を評価し、HBいかさまダイス型クレベースを採用した。

ミライドン受けのポケモンには、➀チョッキ無しでミライドン、ハバタクカミにある程度受け出せる、②ミライドンにクレベースの打点が通りにくいテラス(水、妖、電気)を切られにくい、だけでなく、③ヒードランで対処しにくい特殊禁伝(カイオーガ、耐久型ムゲンダイナ、積みルナアーラ、テラパゴス)にも役割を持てるポケモンが欲しかったため、これらを概ね満たしつつ、毒菱の一貫を切れるHDオボンのみ貯水ドオーを採用した。

この時点で炎オーガポンが重いこと、構築全体として若干パワーに欠けることから、黒バドを眼鏡型で採用することに決めた。さらに、現状重い受けループや食べ残しルナアーラ、テラパゴスを黒バドと合わせてプレイング次第で破壊できつつ、炎オーガポンの選出を牽制でき、地面の一貫も切れて汎用的に投げても強い鉢巻飛行テラバカイリューを採用して構築が完成した。

 

個体紹介

黒馬バドレックス@こだわりメガネ

※厳選サボってるのですばらしいA個体値をもつバドレックス

特性:じんばいったい

性格:臆病

テラス:ノーマル

実数値:191(124)-94-101(4)-211(204)-121(4)-211(172)

技:アストラルビット/サイコキネシス/サイコショック/トリック

調整意図・目安

HBD:よくいるやつ

S:だいたいの陽気ザシアンを抜けてそうなライン

C:余り

 

 ガチ最強ポケモン逆張りすぎて、黒馬を使いながらも前々期までの2ヶ月間で一度も襷、スカーフ、眼鏡に触らなかった僕は、眼鏡バドの圧倒的すぎるパワーに驚かされた。CはH振りオーガポンやマルスケの潰れたカイリューを一撃で飛ばす乱数が関わるため妥協できず、耐久ラインもウーラオスやミライドン対面で居座れるようにするために削れなかった。代わりにSを削ることになったが、黒馬ミラーはノマテラと取り巻きとプレイングでカバーすることで対策とした。同速ならワンチャン、という試合は実際にほぼ無くすことが出来ていたのでこれで正解だったと思う。

技はアストラルビットとサイコキネシスは確定で、草技に関してはくさむすびとの選択だが黒馬+ディンルーやママンボウ+ディンルーに一貫する打点を持てる点を評価してリーフストームとした。最後の1枠はサイコショックなども考えたが、黒バドの一貫が切られた場合など殴るだけでは破壊しにくい構築のバド受けのポケモンコスパムゲンダイナなどのこちらを詰ませようとしてくるポケモンに対して刺せたり、壁黒馬に対してノマテラ+ヒードランで詰ませられるようになるトリックとした。剣舞襷パオ・ウーラによるクレベース崩しの拒否、耐久羽カイリューの突破手段の1つとしても活用できてかなり重宝した。練度次第で最も強く使える技だったと思う。

テラスタイプのノーマルは黒バド対面で単にアスビを透かせるというだけでなく、後述のヒードランと合わせて格闘テラバ以外の拘り黒バドやルナアーラ、ハバタクカミの技の一貫を完全に切ったり、ミミッキュメタモンに対する切り返しとして非常に強力だった。その反面、テラス後に格闘技の一貫やカイリューの神速の一貫ができてしまうため、テラスを切る場面は慎重に選ぶ必要があった。

強すぎてしばしばガンメタに遭遇するものの、それを加味しても最強のポケモンだと感じた。

カイリュー@こだわりハチマキ

特性:マルチスケイル

性格:いじっぱり

テラス:ひこう

実数値(努力値):175(68)-204(252)-116(4)-108-121(4)-123(180)

技:神速/地震/逆鱗/テラバ―スト

調整意図:

A:すべてを破壊するため特化

S:準速キノガッサ抜き

余り耐久、Hは4n-1

 

珍しくノマテラではない鉢巻カイリュー。受けループをはじめルギア構築、ホウオウ構築などを破壊することが第一の役割のため飛行テラバ型で採用した。これらの構築は高火力のドラゴン技や地面技に対して基本的に解答を持っている一方で、飛行技の一貫を舐めている場合が多く、そのような構築にかなり刺さっていた。見た目竜技の一貫があっても、作為的に見えた場合は初手から積極的に飛行テラバを打った。

また、受け気味の構築ではなくともカイリューの飛行テラバは竜技と違って考慮されないことが多く、テラバを連打しているだけで相手の構築が半壊することもしばしばあった。実際、ノマテラでなくとも単純に鉢巻カイリューの対面性能が高いためコライドンや黒バドにも構築次第で投げることができたり、よく分からないTir2禁伝に黒バドと一緒にマジレスしてボコボコにしてくれたした。特に、眼鏡黒バド+鉢巻ウーラオス+カビゴンのような並びで黒バドの型と選出がほぼ断定できるような構築には、初手に置いて飛行テラバでバドを倒して何度かイージーウィンを拾ってくれることもあった。

そして、このように選出時に腐りにくいだけでなく、このポケモンによって地面の一貫や炎オーガポンの一貫を切ることができており、選出画面にいるだけでその存在を意識させられる点も強かった。

採用意図の都合上あまり神速を打たなかったので、神速を切ってゴーストに通るアクアジェットを採用する案やけたぐりを採用する案も考えたが、流石に神速の方が強い。

 

ドオー@オボンのみ

特性:ちょすい

性格:しんちょう

テラス:電気

実数値(努力値):237(252)-95-81(4)-58-167(252)-40

技:毒毒/地震/自己再生/ステルスロック

調整意図:できる限り受けの性能を高めるためHDぶっぱ余りB

 

ミライドン、カイオーガ、ムゲンダイナ対策。ついでにハバタクカミに強いのも偉い。クレベースの打点を通したい以上、ミライドンに水orフェアリーテラスを切られたくなかったため、これらに耐性を持ちつつミライドン、カイオーガに強いドオーはこの構築に最も噛み合っていた。ミライドンの臆病眼鏡流星群+-2流星群や、特化氷テラバ―スト+等倍テラバ―ストを耐えるために持ち物はオボンのみを持たせ、氷弱点を消しつつテラス後もミライドン・カイオーガを受けやすくするために電気テラスとした。

技は、瞑想ミライドンやテラスを切ったムゲンダイナに刺せる毒毒、最大打点かつ通りの良い地震、回復技の自己再生は確定で、残りの一つはパオジアンの襷を潰せたり、相手のサイクルに負荷をかけていけるステルスロックとした。クレベースでミライドンに交代際氷柱針を当てるとステロ圏内に入って倒しきれないことが割とあったので、ステロが有効に働く試合が多かった。黒い霧にすればカイオーガ軸の雨ブリジュラスや積みテラパゴスにも強くなるので、黒い霧でも良かったかもしれない。

ムゲンダイナの攻撃も眼鏡ですら受かってしまうので、クレベース、黒バドと合わせて多くのの型のムゲンダイナに対応できる。

毒菱軸に対する圧力になっていたり、積み構築に天然を警戒させたりなど、構築の見た目での圧力が有効に働いて相手の選出を歪ませる場面も多く、実際の働き以上に仕事をしてくれていたように思う。

 

ウーラオス(連撃)@パンチグローブ

特性:ふかしのこぶし

性格:いじっぱり

テラス:ノーマル

実数値(努力値):199(188)-198(236)-121(4)-74-90(76)-118(4)

技:水流連打/アクアジェット/冷凍パンチ/雷パンチ

調整意図:

A特化カイリューの鉢巻逆鱗87.5%耐え

A特化ウーラオスの鉢巻インファイト確定耐え

C201黒馬バドレックスの眼鏡サイコキネシスをテラス時93.75%耐え

B4振りパオジアンへの水流連打の乱数意識でA198以上

 

黒バドの取り巻き破壊兵器。格闘技を切っていることでやや汎用性は落ちるものの、相手視点は格闘技をケアした立ち回りを強制できることから、結局格闘技が絶対的に必要となる場面はあまり存在しなかった。むしろ、格闘技をケアした相手に格闘技を押せないことが強みになる場面も多くあった。

また、代償に冷凍パンチ雷パンチの範囲を得たことでディンルー、カイリュー、連撃ウーラオスの全てに対面で強く出られるようになる。特に、雷パンチ採用により連撃ウーラオスミラーで襷、パングロ、鉢巻、スカーフ全てに対面殴り勝てるようになったのが対黒バドの勝率を引き上げることができた要因の1つになっていたように思う。

耐久は黒バドの特化アストラルビットや眼鏡サイキネ意識でDを高めに振ったが、実際に黒バドの攻撃を耐えにいく機会はほぼ無く、むしろ最終日にカイリューの鉢巻逆鱗で12.5%の乱数を引かれて負けたので、特化カイリューの鉢巻逆鱗耐えラインなどもう少しHBに回した調整をしても良かったかもしれない。

テラスタイプはコンセプト通り、ヒードランと合わせることで対黒バドにおいて強く使うことのできるノーマル。

技選択次第では1匹で黒バドディンルーカイリューを3タテすることもある神ポケモンだった。

 

 

クレベース@いかさまダイス

特性:がんじょう

性格:わんぱく

テラス:水

実数値(努力値):199(228)-145(60)-255(220)-57-66-48

技:鉄壁/ボディプレス/つららばり/自己再生

調整意図:

B:+2ボディプレスでH振り暁ガチグマ確定1発

A:つららばり5発でB12振りまでのミライドンの乱数がずれるライン

つららばり5発で無振りミライドン、ハバタクカミが確定1発

H:できるだけ高く、定数ダメージと自己再生の回復量意識で8n-1

 

テラスはパオジアンの氷柱に耐性を残しつつ、ウーラオス剣舞水流連打を受けることのできる水。同時に、構築次第ではザシアン軸・コライ軸にも投げることができるようになった。

ステロや毒、呪い、塩漬けなどの定数ダメージで削られる機会が多かったこと、いかさまダイスの火力を伸ばすためにAにも振りたかったこと、+2ボディプレスでH振りガチグマを落とせるBラインは対トリル白馬を考えると必須であると感じたことから、Hを削り、8n-1となるように調整した。つららばり5発でH振りミライドンや耐久振りの眼鏡カミまで落とせるラインまでAに振ることも考え、実行したが明らかに耐久が足りなくなったためこの調整となった。

持ち物は物理受け性能を高めるためならばゴツゴツメット厚底ブーツ、食べ残しなどが強力である。しかし、後述するが裏に負荷をかけることがこのポケモンの役割であり、またコライ軸にハバタクカミがいても臆せず選出できるようにするため、いかさまダイスを持たせた。

 

恐らくこの構築一見た目のインパクトが強いポケモンだと思う。実は、使用率圏外である。ただし、その性能は圏外とは思えない程の高さだった。

一見、このポケモンの役割は物理を受けることだけであるように思える。しかし、それだけが本質ではない。クレベースにあって他の物理受けポケモンにはない強みは大きく3つある。

1つ目は、物理に受け出しつつ裏の特殊ポケモンへの甘えた引きに対して非常に強力な負荷をかけられることである。例を挙げると、

ミライドン→無振りならつららばり5発で確定

ハバタクカミ→無振りならつららばり5発で確定

イーユイ→ボディプレスで確定

ムゲンダイナ→無振りならつららばり5発が9割入る

暁ガチグマ→ボディプレスかH振りでも51%〜

黒バド→無振りならつららばり5発が60%〜

のように、環境を席巻する特殊ポケモンの多くに対して打点を持つ、或いはワンパンする手段まで持っているのである。

加えて、S48という非常に低い素早さ実数値により、あらゆる対面操作を拒否できることからクレベースに物理ポケモンを対面させられた相手はどこかのターンで特殊ポケモンに引いてクレベースに隙を見せるか、物理ポケモンクレベースという相手視点で圧倒的に不利な対面を続行するかの2択を迫られることになる。

この強みを利用し、幾多ものミライドン構築のミライドンを着地狩りしてイージーウィンを決め、コライドン構築のハバタクカミを出落ちさせて1匹で試合を終わらせた。

2つ目の強みは、一撃技を拒否できることである。黒バドを使う以上、地割れディンルーや零度パオジアンが選出される場面を避けては通れない。このときに、全ての一撃技を拒否することができる頑丈という特性はこれらのポケモンに受け出す都合上非常に強力であった。こちらはクレベースが生きている限り、全ての黒バドディンルーや黒バドパオジアン対面にクレベースをあと投げする動きを取れるため、結果として有効な一撃技の被弾回数を構築単位で大きく減らすことに成功した。

3つ目は、黒バドが呼ぶ草テラスキョジオーン、チオンジェンや、構築単位で重めのグライオンのような身代わりを活用した厄介なポケモンに強いことが挙げられる。一般的な受けポケモンはこれらに対して弱くなりがちであるが、クレベースならばいかさまダイス×つららばりにより、黒バドのためにテラスを切ったキョジオーンを破壊したり、チオンジェンやグライオンにテラス権を行使させて裏の黒バドやカイリューを通すサポートをすることができる。これが非常に強力で、毒菱+ミライドン+キョジオーンのような構築もドオーと合わせて完封することができた。受けループに対してもグライオンに隙を見せず、更にはテラスを切らせられるのが偉かった。

これらの点から、対ミライドンにおける物理受け、そして身代わりへの耐性が低いドオーとサイクルを行う相方として非常に相性の良いポケモンであり、痒い所に手が届く感じがした。

また、クレベースの素早さは無振りで丁度最遅白バドレックス-1となっており、トリル構築に対して相手がトリルを貼らなければ黒バドが止まらず、貼ればクレベースが裏のガチグマごと破壊するという両縛りの状態を作ることができる。これが非常に強く、シーズンを通して白馬には全勝した。

このように聞くと最強ポケモンのようにも感じるが、今までの理論はクレベースが物理ポケモン全てを後投げから受け切れる前提の上で成立するため、パオジアン、ウーラオスなどの剣舞や、自己再生を打つ隙もなく物理の役割集中で無理矢理崩しにくる展開は少々辛い。このような手段で突破を図ってくる相手に対しては、裏の黒バドやドオーと合わせて上手く立ち回る必要がある。

割と色々な禁伝に対して出していける神ポケモンだった。頑張ってくれたクレベースに感謝。

 

 

ヒードラン@とつげきチョッキ

特性:もらいび

性格:ひかえめ

テラス:フェアリー

実数値:197(244)-99-127(4)-187(156)-139(100)-4

技:ふんえん/だいちのちから/あくのはどう/テラバースト

調整意図:

H191-D121黒バドレックスに対してあくのはどうが93.75%の乱数1発

臆病C特化黒バドレックスのアストラルビット+弱点テラバーストをテラバーストの最高乱数切り耐え

臆病眼鏡イーユイの悪の波動が確定3発

 

全力テロポケモン。コライドンはフェアリーテラバでテロし、黒バドには悪の波動でテロしていたが、最終日上位の上手いプレイヤーには勿論の如く、全くと言って良いほど通らなかった。しかし、通らなくとも打点を持っているということが偉く、テラス権のないコライドンや黒バドをワンパンできたりとこちらの立ち回りの幅を広げる上で強い要素だった。

残りの2ウェポンに関してラスターカノンが欲しくなることも多かったが、キラフロルやブリジュラス、テラスを切ったコライドンへの打点となる大地の力、コライドンの晴れやもらい火の火力上昇によって高火力が見込め、3割の上振れも狙える噴煙の方が必要な場面が多いと感じたため仕方なくラスカを切った。

黒バドやルナアーラのサブウェポンの一貫を切れることが偉く、相手が心理的にゴースト技を打ちたくなるように仕向けることで、間接的にウーラオス、黒バドレックスを強く扱えるようにしていた。なお、地面テラバ黒バドが現れると為す術もなく負ける(1敗)。

また、タイプ上ハバタクカミやパオジアンに隙を見せにくく、強いところには強い独特の耐性をしていることからスタンからズレたような黒バド構築に刺さりまくる展開もあった。

反面、連撃ウーラオス、ディンルー、カイリューに打点が無い上ワンパンされることから、黒バドの拘りサイコキネシスに受けだした場合など明らかにこれらのポケモンへの引きが読める対面は釣り交換でウーラオスを合わせるなどの工夫が必要であった。とはいえ相手視点では型がわからないため、受けだした場面以外では認識のズレを活かしてよく活躍してくれた。

特性はコライドンの加速手段を完全に消すためもらい火。終盤にやたら増えていた渦電磁波カイリューを完封できる点もかなり噛み合っていた。

 

 

選出

●ミライドン・・・微有利

黒バド+クレベース+ドオー

基本初手クレベース。受からないと判断したらドオー、クレベースに積極的にテラスを切っていく。案外クレベースが突破されても黒バドで詰め切れるようになる展開は割とあるが、裏にディンルーが残っている可能性がある場合は黒バドを切ってでもクレベースを残す必要がある。2サイクル目で、明らかにドオーを起点にクレベースを崩しに来た顔をしているパオジアンには黒バド引きすることで聖剣・剣舞に両対応できる。クレベースでは炎オーガポンが無理だが、こちらが黒馬+カイリューで選出してくる可能性を考慮すると相手も安易に炎オーガポンを投げにくいだろうと考えていたので再戦以外では炎オーガポン選出を切っていた。実際に一度も選出されなかった。炎オーガポンが居る構築と再戦したならカイリューを投げても良いと思う。

●黒バドレックス・・・五分〜微有利

黒バド+ヒードランカイリュー、ウーラオスから2匹

相手次第で選出も初手も変えるので一概には言えないが、9割位はこの4匹から選出した。いわゆる黒バドレックススタンに対してはヒードランウーラオスと投げていた。ママン系統にクレベースを投げることもあった。序盤にバドでノマテラを切るとカイリューやスカーフウーラオスに勝てなくなるので、ノマテラを切るターンは慎重に選ぶべき。

壁系統は、壁役とステロ役をウーラオスで倒し、黒バドにノマテラトリックを決めれば草テラスでも妖テラスでもヒードラン(草・妖1/4)に技が通らなくなるため勝てる。仮に炎オーガポンが選出されても、黒バドにはテラスを切らないと壁込みでも勝てないはずなので、テラスを切らせたらヒードランに技が通らなくなって勝てる。

最終日は噛み合いも良く、7〜8割で勝てていた。

●コライドン・・・微有利

黒バド+ヒードランクレベースorカイリュー

ディンルーを見たらクレベース、暁ガチグマを見たらカイリューを投げる。どちらもいない場合はクレベースを投げられる構築かどうかで判断する。基本は初手黒馬で、初手のコライドン黒バド対面は裏にヒードランが居ることから、スカーフコライドンの場合ヤンキープレイヤーは格闘技を押してきて、まともな思考なら蜻蛉を押すのでどちらに対しても居座りが安定する。また、チョッキに対してもニトチャを見てから引きで間に合うため居座りで良い。一度だけ鉢巻ニトチャを打たれて負けたりした。構築の練度が足りず最終日に2桁のコライカミガチグマイーユイに負けまくったが、基本的にはヒードランを大切にしつつ黒バドとヒードランでコライドンの技の一貫を切ってきっちりサイクルすれば全部勝てるということに最終日朝になってから気づいた。

●ザシアン(五分)

黒バド@2(ドオー以外)

全部投げることはできるが別に特別強いわけではないので取り巻きで判断した。悪っぽいウーラオスが居たらウーラオスを初手に投げる。

カイオーガ

黒バド+ドオー+クレベース

基本パオジアンなどが居るのでクレベースを投げたいが、その場合ブリジュラスが居るとかなり厳しかった。

●ホウオウ

・受け寄り(グライオン無し)

黒バド+ドオー+クレベース

・その他

黒バド+カイリューヒードランorウーラオスorクレベース

グライオンが居らず、ドオークレベースTODで勝てそうな場合は上の選出。バドでホウオウにトリックを入れるか数的有利を取れそうなら取りに行き、ドオー+クレベースTOD

受けルに対しては初手バドで、大抵グライオンが来るので守るを見た後アロベトを釣ってカイリューの飛行テラバを交代際のヘイラッシャに入れる。相手は慌ててグライオンに引いて毒を入れにくるので一旦黒バドに引き、2サイクル目の黒バドグライオン対面で余裕のない相手は一か八かの居座りで釣り交換を読んで毒をカイリューに入れに来る、ことを読んで居座る。通れば勝ち、通らなくてもこちらはこのターンで安定行動(カイリューに絶対毒が入らない選択)を取ったに過ぎないので、圧倒的有利な状況でサイクルを続行できる。逆にホウオウが来るなら、グライオンがいなかったりするのでもっと楽に戦える。

それ以外はバドカイリューヒードランorウーラオスで対面的に戦う。相手次第でカイリューの飛行テラバは積極的に押してよい。

●白バドレックス(有利)

黒バド+クレベースカイリューorヒードラン

ハバタクカミを見たらヒードラン投げたい寄りだが、基本はカイリュー。黒バド+クレベースでだいたい勝てるはず。最終日当たってないのであまり分からない。

ルナアーラ(瞑想型は微不利、スカーフは五分)

黒バド+カイリューヒードランorウーラオス

拘りっぽかったら初手黒馬でルナアーラ対面はノマテラアスビを押す。こうすることで2サイクル目以降ルナアーラが出てきたときにヒードラン引きが安定する。瞑想系はカイリューの飛行テラバ+バドレックスのアストラルビットで頑張ってゴリ押しに行くが、ルナアーラカイリューより速いと勝てない。というか、仮にそうでなくても厳しい。

●テラパゴス(五分)

黒バド+カイリュー+ウーラオスorヒードラン

対面的に戦う。ミミッキュに黒バドのノーマルテラスがよく刺さった。悪タイプのポケモンが居るとサイコキネシスが一貫しないので少ししんどい。初手は相手次第で変える。

●ムゲンダイナ(有利)

黒バド+ドオー+クレベース

食べ残し型でも黒バドでムゲンダイナにテラスを切らせれば毒が入り、裏のディンルーやウーラオスなどはクレベースで見る。他にテラスの切り先もいないので、クレベースに積極的にテラスを切れる。ステロ+コスモパワードラテのような型なら、バドでムゲンダイナにトリックを入れつつTODの割合勝ちor残数勝ちを目指す。

受けループにはドオーの代わりに、カイリュー選出。ホウオウのときと似た立ち回りをする。

ムゲンダイナ自体最終日当たってないので、ほぼ負けないだろうという確信はあるが所詮は机上論である。

 

きついポケモン・並び

・ノーマルテラスブリジュラス

ブリジュラスの処理を黒バドに一任してしまっていたため、ノマテラを切られるとお手上げだった。全対面でお祈りしていたが、2000チャレでこれに当たって負けた。

・格闘テラバ、水テラバ、地面テラバ黒バド

ヒードランで黒バドを受ける際の前提が崩壊する。格闘なら耐える+切り返しの妖テラバがあるので何とかなるが、地面は無理。(格闘っぽい襷悪巧みバドはヒードランを舐めて対面から巧み積んだ挙げ句、+2アスビで倒せると踏んでテラス切ってこなかったりするので意外と何とかなったりする。)

・襷キノガッサ

切ってた。キノガッサ自体切り気味だったため、出てきたら全部ノマテラのポイヒ型である前提で立ち回ることに決めていた。出て来なくて良かった。

ドーブルバトン

テラス込みでも胞子の一貫が切れていない欠陥なので、完全に無理だった。当たらなくて良かった。

 

結果

 

TN そゆた    最終35位、R2042

TN常陸の不死鳥  最終99位、R2019

初2000で2ロム2桁乗ったと聞くとびっくりすると思いますが、流石に僕が一番驚いています。これ夢?

サブロムのTNは戦国時代最弱の武将小田氏治の異名から勝手ながら拝借しました。既に3ヶ月くらい使ってて味がしなくなってきたのでそろそろTN変えたいです。

 

終わりに

長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました。今回は念願の人生初レート2000どころか、初2桁前半順位の上に2ロムが2桁に乗るという、今までの自分からは想像だにできないような結果を出すことができて正直未だ実感が湧いていません。ただ、いつもよりも100近く高いレート帯で上位の方々ともプレイングである程度は渡り合えている実感が確かにあり、自身の成長を感じました。構築に関しても、一撃技・電磁波・命中不安の運要素を極力排除した再現性の高い構築が組め、そしてその構築で結果を出せたことは本当に嬉しいです。今はまだ、今回取った順位に全く実力が追いついていない状況ではありますが、今後はこの結果が偶然ではなく必然といえるくらいになれるよう、ポケモン対戦に本気で取り組んでいきたいと思います!

 

【Special Thanks】

ランクマ合宿に誘ってくれたぱむさん、ゆ〜きさん、ouncerさん

合宿で一緒に潜っていたshun、こよーてさん、アスタチンさん、きてふわさん

何度も構築相談に乗ってくれたらぐそん

めっちゃ応援してくれたチュウズ

最終日までランクマ一緒に頑張っていたむっさん、しじみ

京ポケの皆のおかげで最後まで心折れずに対戦できて、結果レート2000、最終2桁を達成することができました

本当にありがとうございました!!!